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お知らせ・院長ブログ


HPVワクチン最新情報に関する専門家レポート
地域の健康を考える内科・内視鏡クリニックとして、なぜ今、HPVワクチンについて発信するのか 子宮頸がんは、多くの女性が直面する重要な健康課題です。この疾患の最大の原因は、性交渉を介して感染するヒトパピローマウイルス(HPV)であると科学的に証明されています。日本では毎年約15,000人の女性が新たに子宮頸がんに罹患し、残念ながらそのうちの約3,500人が命を落としています。近年、日本ではこの罹患率や死亡率が緩やかな増加傾向にあることが指摘されており、公衆衛生上の深刻な課題となっています。 この現状に対し、当院は内科・内視鏡クリニックとして、従来の専門領域である消化器や呼吸器の健康管理に加えて、子宮頸がんの予防という新たな視点から地域社会の健康に貢献したいと考えています。私たちは、内視鏡検査で培ってきた「精密な観察と病変の早期発見」に対する知見を、子宮頸がん予防という領域にも応用できると確信しています。正確な情報提供と、患者様の不安に寄り添う丁寧な医療を通じて、子宮頸がんを過去の病気にすることを目指し、本レポートを作成しました。...
2025年9月9日


2025年最新解説:コロナとインフルエンザ、この秋打つべきワクチンとは?
2025年夏、新たな健康の季節を迎えるにあたって くりた内科・内視鏡クリニック院長の栗田です。当院は、長年培ってきた大学病院や大病院での臨床経験に基づき、「地域住民の皆さまに気軽に相談できるかかりつけ医」となることを目指しています。パンデミックを経て、私たちは感染症とどう向き合うかという新たな課題に直面しています。インターネット上にはさまざまな情報が溢れていますが、その中には根拠が不明確なものも少なくありません。 本レポートでは、2025年8月現在の最新のエビデンスに基づき、多くの方が抱える疑問、「新型コロナとインフルエンザ、今年のワクチンは打つべきか?」にお答えします。単なる情報提供に留まらず、皆様ご自身の健康管理の一助となるような、深く信頼できる解説をお届けすることをお約束します。 私自身が責任著者として、米国消化器病学会誌「American Journal of Gastroenterology」に論文を掲載していることは、当院が最先端の科学的知見に基づいた医療を実践していることの証明です。この専門性は、消化器疾患だけでなく、全身の健康を科
2025年9月8日


腸内フローラと臨床エビデンス:科学的根拠に基づく「腸活」のススメ
近年、「腸活」という言葉を耳にする機会が増え、腸内環境を整えることへの関心がかつてないほど高まっています。ヨーグルトやサプリメント、発酵食品など、さまざまな情報が溢れかえる中で、多くの方が手軽に腸内環境の改善を試みられています。しかし、こうした情報の中には、科学的な裏付けが不十分なものや、表面的な効果のみを強調するものも少なくありません。 真の健康を追求するためには、流行や漠然とした情報に惑わされるのではなく、確固たる臨床エビデンスに基づいた理解と、個々人に合わせた専門的なアプローチが不可欠です。本稿では、消化器内科を専門とする医師の視点から、最新の知見と研究成果を踏まえ、腸内フローラが全身の健康に及ぼす驚くべき影響について解説します。そして、科学的に有効な「腸活」のあり方と、くりた内科・内視鏡クリニックが果たすべき役割についてお伝えします。 腸内フローラの基礎知識:なぜ今、科学者が注目するのか? 腸内フローラとは?お花畑から読み解く複雑な生態系 「腸内フローラ」という言葉は、私たちの腸内に生息する細菌たちが、まるで植物が群生する「お花畑」のよう
2025年9月6日


ニキビ(尋常性ざ瘡)の真実:放置すると跡になる?
ニキビは単なる肌の悩みではありません ニキビは、医学的には「尋常性ざ瘡」と呼ばれる、思春期以降に顔や胸、背中に発症する毛包脂腺系の慢性炎症性疾患です。日本では90%以上の人が経験する非常に身近な皮膚のトラブルですが、「青春のシンボル」として軽視されがちであり、実際に医療機関を受診する患者はわずか10%に過ぎません。このような認識のずれが、ニキビを安易なセルフケアで済ませてしまう大きな要因となっています。しかし、この軽視こそが、ニキビ治療において最も避けるべき落とし穴です。 軽症に見えるニキビであっても、その内部では炎症が進行しており、放置すると永久的なニキビ跡(瘢痕)を残すリスクがあります。一度クレーター状の凹凸や赤み、色素沈着になってしまったニキビ跡は、自力での回復が難しく、専門的な治療を必要とする場合がほとんどです。この不可逆的な変化を防ぐためには、早期の段階から専門家による適切な診断と治療を開始することが何よりも重要となります。自己判断に頼ったケアや市販薬での対処には限界があり、かえって症状を悪化させたり、治癒を遅らせたりする可能性も指摘さ
2025年9月5日


下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ検査)は「何歳から・何歳まで」受けるべき? 大腸がん検診の最適なタイミングと受診の目安
はじめに:大腸カメラ検査はなぜ重要? 大腸がんは、日本において罹患率が高いがんの一つであり、食生活の欧米化や高齢化の進展と密接に関連していると考えられています。しかし、この病気には重要な特性があります。それは、比較的ゆっくりと進行することが多いという点です。例えば、1cm程...
2025年9月3日
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