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お知らせ・院長ブログ


症状がある場合の検査の考え方|人間ドックより診療が向くケースと内視鏡の位置づけ
人間ドックは基本的に「症状がない人が、リスクを早めに拾う」目的に向いています。 一方、すでに症状がある場合は、ドックより外来診療(保険診療)で評価した方が早く合理的なことがあります。 この記事では、「症状があるとき、何を優先して検査を考えるか」を整理します。 結論:症状があるときは“広く”より“優先順位” 症状がある場合に大切なのは、 症状から原因の仮説を立てる 見落としたくないもの(緊急性)を外す 必要な検査を優先順位で選ぶ ことです。 ドックは“セット検査”に強い一方で、症状がある場合は「何を先に見るべきか」が重要になり、診療の方が得意です。 症状別:優先して考える検査の方向性(目安) ※自己判断のためではなく、受診時に状況を整理する参考としてお読みください。 胸やけ・呑酸・のどの違和感が続く 逆流性食道炎などの鑑別 状況に応じて胃カメラで粘膜の状態を確認することがあります 胃痛・胃もたれ・食欲低下が続く 胃炎、潰瘍、薬剤性など 胃カメラ+必要な血液検査で評価することがあります 便通の変化(便秘・下痢)/腹部不快が続く 生活習慣だけで説明でき
2月12日


健康診断と人間ドックの違い|検査内容・向いている人・内視鏡を含める意味
健康診断と人間ドックは似ているようで、目的と検査の“深さ”が異なります。 「毎年健診を受けているけれど、人間ドックも必要?」「胃カメラや大腸カメラを入れる意味は?」という疑問に、整理して答えます。 結論:健診は“広くチェック”、ドックは“リスクに合わせて深く見る” 健康診断:制度に沿って基本項目を広く確認(スクリーニング) 人間ドック:年齢・家族歴・気になる臓器に合わせて検査を追加し、精度を上げる どちらが上という話ではなく、目的に合う方を選ぶのが合理的です。 何が違う?(ざっくり比較) 比較ポイント 健康診断 人間ドック 目的 全体の“広いチェック” 個別リスクに合わせた“深いチェック” 検査の深さ 基本中心 内視鏡・エコーなど追加で精度を上げやすい 向いている人 症状がなく、毎年の経過観察が中心 家族歴・年齢・気になる所見がある/精度を上げたい 人間ドックが向いている人(受ける価値が上がる目安) 健診で「要再検」「要精密検査」が出たことがある 家族に胃がん・大腸がんなどの既往がある 便潜血陽性、貧血など“気になる所見”がある 40歳以降で、消
2月11日


逆流性食道炎の治し方|生活改善と薬(PCAB)の考え方、やめ時の目安
逆流性食道炎(胃食道逆流症、GERD)は、胃酸などが食道へ逆流して、胸やけ・呑酸(酸っぱいものが上がる感じ)・のどの違和感などが起こる状態です。 「薬を飲めば治るの?」「ずっと飲み続けるの?」と不安になる方も多いですが、治療は意外と整理できます。 この記事では、生活改善の優先順位と、当院で基本としているPCAB(胃酸分泌を強く抑える薬)の考え方を、一般の方向けにわかりやすくまとめます。 まず結論:治し方は「逆流を減らす+胃酸を抑える」で考える 逆流性食道炎は、次の2つを組み合わせて改善を目指します。 逆流が起こりにくい生活習慣に寄せる 症状が強い時期は薬で炎症と症状を落ち着かせる 生活だけで十分な人もいれば、薬があると楽になる人もいます。 大切なのは「全部完璧にやる」ではなく、効くところから順にやることです。 生活改善:効果が出やすい順に(全部やる必要はありません) 食後すぐ横にならない(最優先) 食後に横になると、逆流が起こりやすくなります。 目安は食後2〜3時間は横にならない。これだけで夜間症状が軽くなる人がいます。 夕食を遅くしない・夜食を
2月10日


血便の色でわかる病気と部位|鮮血便から粘血便まで専門医が解説
血便が出たとき、色(鮮血・暗赤色・粘血便・黒色便)から出血部位や原因の目安がわかります。受診の目安と、大腸カメラで何がわかるかを整理して解説します。 血便とは?まず押さえたい基本 血便は「便に血が混じる」「便の表面に血が付く」「粘液と血が混じる」「黒っぽい便が出る」など、見え方がさまざまです。 大切なのは、“色・量・続くかどうか・他の症状(腹痛や下痢など)”をセットで見ることです。 【早見表】血便の色で推定できる出血部位 鮮血便(真っ赤) :肛門〜直腸(痔、直腸炎、直腸ポリープなど) 暗赤色便(赤黒い) :大腸の奥(憩室出血、炎症、ポリープなど) 粘血便(粘液+血) :大腸粘膜の炎症(炎症性腸疾患など) 黒色便(タール便) :胃・十二指腸など上部消化管(潰瘍など) 鮮血便(赤い血)が出るとき トイレットペーパーや便器に鮮やかな赤い血が付く場合、出血部位は肛門に近いところの可能性が高いです。 排便時の痛みが強い場合は痔が原因のこともありますが、痛みがない鮮血便では別の原因(直腸の炎症やポリープなど)も考えます。 暗赤色便(赤黒い血)が混じるとき..
2月4日


人間ドックとは?内容・受けるべき人・内視鏡を含める意味を解説
はじめに 人間ドックは、「病気が疑われるから受ける検査」ではありません。 症状がない段階で、体の状態を体系的に確認するための検査です。 一方で、 健康診断と何が違うのか どこまで調べる必要があるのか 本当に受ける意味があるのか と疑問を持つ方も少なくありません。 このページでは、人間ドックの目的・内容・受けるべき人、そして内視鏡検査を含める意味を整理して解説します。 人間ドックとは何か 人間ドックとは、複数の検査を組み合わせて、病気の兆候を早期に見つけることを目的とした検査です。 治療を前提とした検査ではなく、「今の体の状態を知り、将来のリスクを把握する」ことが主な目的です。 健康診断と人間ドックの違い 混同されやすいですが、両者は目的が異なります。 健康診断 法定項目が中心 スクリーニング(ふるい分け)が目的 異常があれば精密検査へ進む 人間ドック 検査項目を選択・追加できる より詳しく体の状態を確認 異常がなくても「今後のリスク」を評価 つまり、人間ドックは「異常を探す」だけでなく「将来を見据える検査」です。 人間ドックで一般的に行われる検査
1月22日
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