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お知らせ・院長ブログ


憩室炎とは?腹痛・発熱・再発が心配な方へ
はじめに 憩室炎は、大腸の憩室に炎症が起こる病気です。左下腹部痛、発熱、便通異常などの症状、原因、受診目安、検査のタイミングについて京都市下京区の消化器内科が解説します。 憩室炎とは 大腸憩室炎(だいちょうけいしつえん)は、大腸の壁に形成された袋状の突出部(憩室)に細菌感染や微小な穿孔が生じ、炎症が引き起こされる疾患です。 大腸カメラ検査に関連する疾患(https://www.kurita-naika.jp/disease2)の中でも、食生活の変化に伴い日本を含むアジア諸国で急速に増加しています。 通常、血管が腸壁を貫通する脆弱な部位から粘膜が外側へ押し出されることで憩室が形成されます。近年の研究では、腸壁の酸化ストレスや慢性的な血流障害も発症に関与している可能性が示唆されています。 大腸憩室炎は、軽症であれば外来で経過をみられることもあります。ただし、膿瘍、穿孔、腹膜炎、腸管の狭窄などを伴う場合は入院治療や外科的治療が必要になることもあります[1,2]。 患者さんからは「左下腹部が痛い」「お腹の一部だけ押すと痛い」「発熱と腹痛が同時に出た」「下
5月12日


大腸カメラが怖い・痛いと感じる方へ|鎮静剤を使った検査の実際
はじめに 「大腸カメラって痛いんでしょう?」 「怖くてなかなか踏み出せなくて 」 外来でこうした言葉を聞くたびに、私はとても気になります。大腸カメラへの不安や恐怖感は、多くの方が抱えているものです。それ自体はまったく不思議なことではありません。ただ、その不安が「受診しない」という選択につながってしまうとしたら、見逃してほしくない病気を見逃すことになりかねない。それだけが心配です。 この記事では、大腸カメラが「怖い・痛い」と思われている理由を整理したうえで、鎮静剤を使った検査がどのようなものなのかを、できるだけ具体的にお伝えします。「鎮静剤を使えば、こんな感じで受けられる」ということが伝われば、少し気持ちが楽になるかもしれません。 なぜ大腸カメラは「怖い・痛い」と思われているのか 過去の経験や人づての話が先入観をつくる 大腸カメラへの不安の多くは、「以前受けたときつらかった」「友人から痛かったと聞いた」という体験 談からきています。実際、鎮静剤が普及する以前の検査は、現在よりも苦痛を伴うことが少なくありませんでした。内視鏡の機器も技術も大きく進歩し
4月24日


大腸カメラが怖い・恥ずかしい女性へ|京都の消化器内科医が答える不安解消ガイド
はじめに 「大腸カメラを勧められたけど、恥ずかしくて踏み切れない」 「痛そう、怖い…なんとなく後回しにしてしまっている」 「女性だからこそ、なかなか相談しにくい」 こうした声を、日々の外来でよく耳にします。実際、大腸カメラの受診率は男性より女性のほうが低い傾向があります。その背景には、検査への恥ずかしさや痛みへの恐れ、そして「そこまでしなくていいかな」という先送りの気持ちがあるのではないかと感じています。 このブログ記事では、大腸カメラに対して女性が感じやすい不安を一つひとつ解消しながら、「受けてよかった」と思っていただけるよう、消化器内科医の立場から丁寧にお伝えしていきます。 大腸カメラ(大腸内視鏡検査)とは 大腸カメラ(大腸内視鏡検査)は、肛門から細い内視鏡を挿入し、大腸(盲腸・結腸・直腸)の内側を直接観察する検査です。 カメラの先端には小型CCDが搭載されており、粘膜の色調変化・ポリープ・潰瘍・炎症などをリアルタイムで確認できます。発見されたポリープの多くはその場で切除でき、検査と治療を同時に行えるのが大きな特徴です。 ▶大腸カメラはいつ・
4月23日


大腸カメラ「検査前・当日・検査後」の食事完全ガイド:食べていいものダメなもの一覧と注意点を専門医が解説
「大腸カメラ(大腸内視鏡検査)を予約したけれど、前日の食事は何を食べればいいの?」 「当日の朝は絶食?薬はどうすればいい?」 「検査が終わった後は、すぐに焼肉を食べに行っても大丈夫?」 大腸カメラを控えた患者様から、こうした「食事」や「当日の過ごし方」に関するご質問を非常に多くいただきます。実は、大腸カメラの検査精度を左右するのは、医師の技術だけでなく、「前日からの準備でどれだけ腸を綺麗にできるか」にかかっていると言っても過言ではありません。 せっかく勇気を出して受ける検査です。残りカスが原因で病変を見逃したり、検査後の不注意で体調を崩したりするのは避けたいですよね。本記事では、消化器内視鏡専門医の視点から、検査前日の「正解の食事」から、当日・検査後の注意点まで、エビデンスに基づき網羅的に解説します。 なぜ大腸カメラにおける「食事管理」がこれほどまでに重要なのか? 大腸カメラは、肛門から内視鏡を挿入し、大腸の粘膜を直接観察する検査です。検査を正確に行うためには、大腸の中を空っぽ(便がない状態)にする必要があります。この「前処置」の成否が、検査の質
4月10日


げっぷと吐き気が続く原因は?ストレスや胃の病気との関連、受診の目安と専門医による治し方を徹底解説
「げっぷが頻繁に出て止まらない」「常に胃がムカムカして吐き気がする」といった上部消化管の症状は、日常的に経験しやすい一方で、長期間持続すると著しく生活の質(QOL)を低下させる深刻な悩みである。多くの場合、「食べすぎ」「早食い」「ストレス」といった生活習慣の乱れが引き金となるが、症状が数週間から数ヶ月にわたって慢性的に続く場合、その背後には胃食道逆流症(GERD)、機能性ディスペプシア(FD)、あるいは早期胃がんといった見逃してはならない器質的・機能的な消化器疾患が潜んでいる可能性が高い。 ※本記事は、当クリニックの過去記事[ 「胃もたれ・吐き気が続く方へ:様子見でよい症状と、病院を受診すべきサインの見分け方― 消化器内科・内視鏡専門医の視点から ―」 ]をさらに深掘りしたテーマとして、特に「げっぷと吐き気」が併発・持続するケースに焦点を当てています。一般的な胃もたれ・吐き気の受診目安については、まずはこちらの記事をご参照ください。 本稿では、最新の消化器病学におけるエビデンスと、くりた内科・内視鏡クリニック(京都市下京区)の臨床的知見に基づき、
3月26日
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