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Fever

発熱外来

発熱外来の受診方法

現在、37.5℃以上の発熱のある方は、クリニックにお越しいただく前に必ずWeb予約をお願いしております。Web予約の際には合わせてWeb問診へのご記入もお願いします。Webで予約が取れない時はクリニックまでお電話ください(075-334-6007)。

発熱外来受診の注意点

必ずマスクを着用してのご来院をお願いしております。
夏場は院内の隔離部屋で待機いただきます。一人ずつの対応となりますので、あまりお待たせすることがないようクリニックで時間調整させていただきますので突然の来院はお控えいただき、必ずWeb予約もしくはお電話いただきますようお願い申し上げます。涼しくなりましたら院外でお待ちいただくこともございますので何卒ご理解ください。

発熱外来とは

発熱外来は、発熱や咳、喉の痛み、だるさ、倦怠感などの症状がある方を対象にした外来です。風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスなどの感染症だけでなく、さまざまな原因で発熱が起こる場合に対応できるよう設けられています。日常生活で体調の変化を感じたときに、早めに相談できる窓口としても役立ちます。
くりた内科・内視鏡クリニックでは、発熱外来を一般診療とは別の枠・時間帯で行い、院内感染のリスクを抑えています。また、来院前に電話やWebでの予約や相談をしていただくことで、安心して受診できる環境を整えています。
発熱外来では、症状の経過や体調に合わせて、問診や必要な検査を迅速に行います。検査結果に基づき、適切な治療を提供することで、症状の悪化を防ぎ、早期の回復をサポートします。また、体力が落ちているときでも無理なく受診できるよう配慮し、必要に応じて自宅療養や経過観察についてのアドバイスも行っています。

発熱外来で行う検査

発熱外来では、患者様の症状や経過に応じて、さまざまな検査を行います。まずは詳しい問診で発熱の期間や症状の特徴、周囲での感染状況などを確認します。これにより、どの検査が必要かを判断します。主に行われる検査には、インフルエンザや新型コロナウイルスの迅速抗原検査、PCR検査、血液検査(白血球数やCRPの測定など)があります。

さらに、インフルエンザや新型コロナウイルスの可能性が否定された暁には診察室に移動いただきます。胃腸症状や尿の症状がある場合には、便や尿の検査を行い、胃腸炎や尿路感染症の可能性も評価します。これらの検査は短時間で結果を確認でき、症状に合った治療方針を立てる上で重要です。

患者様には検査内容や結果を丁寧にご説明し、安心して受診していただけるよう心がけています。

  • インフルエンザ迅速抗原検査

  • 新型コロナウイルス迅速抗原検査・PCR検査

  • 血液検査(白血球数やCRPの測定など)

  • 便検査(胃腸症状がある場合)

  • 尿検査(尿の症状がある場合)

発熱外来で行う治療

発熱外来での治療は、症状の緩和と原因の治療を中心に行います。症状や検査結果に応じて、薬物療法や生活上のアドバイスなどを組み合わせて対応します。

薬・漢方

発熱や風邪症状の緩和には、解熱鎮痛薬や咳止め、喉の痛みを和らげる薬などを使用します。

代表的な解熱鎮痛薬には、アセトアミノフェンやロキソプロフェンがあります。アセトアミノフェンは、脳の体温調節中枢に作用し、発熱に伴う頭痛や倦怠感などの不快な症状を和らげます。NSAIDsであるロキソプロフェンは、解熱・鎮痛・抗炎症作用があり、炎症を伴う症状に有効ですが、胃腸や腎臓への影響に注意が必要です。患者様の年齢や体調に応じて、最適な薬を選択しています。
咳や痰の症状には、乾いた咳には中枢性鎮咳薬、痰の絡む湿った咳には去痰薬としてカルボシステイン(ムコダイン)などを使用します。痰をサラサラにして排出を助け、気道粘膜の修復も期待できます。
体質や症状に応じて漢方薬を取り入れることもあります。風邪の引き始めには葛根湯や麻黄湯、咳や喉の痛みには麻杏甘石湯や小柴胡湯加桔梗石膏が用いられます。これらは症状だけでなく、体全体のバランスを整えることを目的としています。

細菌感染を疑う場合の抗生剤

咽頭炎や肺炎、尿路感染症など、細菌感染が疑われる場合には、抗生物質を使用することがあります。ただし、抗生物質はウイルス性の感染症には効果がないため、検査や症状に基づいて慎重に判断します。適切な種類と用量で処方し、治療期間も症状や検査結果に応じて調整します。抗生物質の使用中は体調の変化や副作用に注意し、必要に応じて治療方針を見直します。
発熱外来では、早めの受診と正確な診断が症状の悪化を防ぐ鍵です。体調に不安がある場合は、迷わずご相談ください。患者様一人ひとりの症状に合わせた、丁寧で安心できる診療を心がけています。

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