胃がんのサインに気づいていますか?― 見逃してはいけない症状と、早期発見のために本当に必要なこと ―
- くりた内科・内視鏡クリニック

- 2025年7月26日
- 読了時間: 4分
更新日:13 時間前

胃がんは、日本において依然として多くの方が罹患する病気の一つです。
しかしその最大の特徴は、「初期にはほとんど症状がない」という点にあります。
「胃の調子が悪い」「最近食欲が落ちた気がする」
そう感じたときには、すでに病気が進行しているケースも少なくありません。
本記事では、
胃がんで現れやすいサイン
見逃されやすい症状の特徴
早期発見のために何をすべきか
を、医学的根拠に基づいて整理します。
胃がんの早期発見が重要な理由
胃がんは、早期に発見できれば治癒が十分に期待できる病気です。
実際、早期胃がんでは90%以上の生存率が報告されています。
一方で、症状が出てから見つかる胃がんは、進行していることが多く、
治療の負担や身体への影響も大きくなります。
胃がん検診や内視鏡検査の普及により、日本全体では胃がん死亡者数は減少傾向にあります。
これは、「症状が出る前に見つける」ことの重要性を示しています。
胃がんの症状|なぜ気づきにくいのか
早期胃がんは「ほぼ無症状」
胃がんは、初期の段階では自覚症状がほとんどありません。
多くの場合、健康診断や別の目的で行った胃カメラ検査で偶然発見されます。
つまり、
「症状がない=安心」ではない
という点を、まず理解しておく必要があります。
胃炎・胃潰瘍と区別がつきにくい症状
胃がんで見られる症状の多くは、以下のように非常に一般的です。
胃の痛み・不快感
胃もたれ
胸やけ
吐き気
食欲不振
これらは胃炎や胃潰瘍、逆流性食道炎でもよく見られるため、
市販薬で様子を見てしまう方が少なくありません。
しかし胃がんの場合、
症状が徐々に強くなる
長く続く
食事と関係なく出る
といった特徴がみられることがあります。
進行胃がんで現れる「危険なサイン」
次のような症状がある場合は、注意が必要です。
体重が急に減った(ダイエットしていないのに)
食事がつかえる、少量で満腹になる
黒い便(タール便)が出る
貧血を指摘された、ふらつきがある
強い胃の痛みや不快感が続く
全身のだるさが取れない
ここが重要
これらの症状が一つでも当てはまる場合、自己判断は非常に危険です。
胃がんを含む重大な病気を見逃さないためには、胃の中を直接確認できる検査が必要になります。
▶ 胃カメラ検査について詳しくはこちら(検査の流れ・苦痛を抑える方法・予約方法を解説)
胃がんの主なリスク要因|ピロリ菌感染
近年の研究で、胃がんの多くはピロリ菌感染が関与していることが分かっています。
ピロリ菌に感染すると慢性胃炎が起こり、胃粘膜の萎縮を経て、胃がんのリスクが高まります。
ピロリ菌感染者は、非感染者と比べて胃がんリスクが数倍以上高いとされています。
ただし重要なのは、
除菌すればリスクは下がる
しかし ゼロにはならない
という点です。
▶ ピロリ菌検査・除菌と胃がん予防について詳しくはこちら
胃がんの早期発見に欠かせない検査とは
胃カメラ検査が最も重要な理由
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)は、胃の粘膜を直接観察できる唯一の検査です。
数ミリの病変も確認できる
必要に応じて組織検査(生検)が可能
早期であれば内視鏡治療が選択できる
バリウム検査は「ふるい分け」には有用ですが、確定診断と早期発見には胃カメラが不可欠です。
くりた内科・内視鏡クリニックでの胃カメラ検査
当院では、
経鼻・経口の選択が可能
鎮静剤(希望制)により苦痛を軽減
内視鏡専門医が検査を担当
患者さんの不安をできる限り減らし、安心して検査を受けていただける体制を整えています。
「様子見」が最も危険な選択になることも
胃がんは、症状が出にくいからこそ、早期発見が難しい病気です。
「大したことはないだろう」
「もう少し様子を見よう」
そう思っている間に、病気が進行してしまうケースも少なくありません。
ご相談・ご予約について
胃の不調や、胃がんが気になる症状がある方は、一人で悩まず、まずはご相談ください。
くりた内科・内視鏡クリニックでは、内視鏡専門医が、苦痛を抑えた胃カメラ検査を行っています。
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