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血便が出たらどうする?放置して良いケースと、専門医が「すぐ来てほしい」と願うサイン

  • 執筆者の写真: くりた内科・内視鏡クリニック
    くりた内科・内視鏡クリニック
  • 2025年6月11日
  • 読了時間: 4分

更新日:1月23日


【ご予約・お問い合わせ】

◎ お電話でのご予約 075-334-6007






血便はよくある症状ですが、放置してよい場合と、検査が必要な場合があります。

このページでは“受診の目安”を整理します。


トイレで血を見て驚かない人はいないでしょう。「たぶん痔だろう」と自分に言い聞かせたくなる気持ちもよく分かります。しかし、消化器内視鏡専門医として多くの患者さんを診てきた経験から申し上げますと、血便は「体のSOS」が最も分かりやすく現れた状態です。 血便は、放置してよいものと、放置してはいけないものが明確に分かれる症状です。


このページでは

  • どんな血便なら様子見できるのか

  • どんな血便は病院受診が必要か

  • 大腸カメラを考える目安

を整理します。



血便の色や形は「体の中からのメッセージ」

血便と一口に言っても、その「色」や「出方」には、出血場所を特定するための重要なヒントが隠されています。


鮮やかな赤い血(鮮血便)

主に肛門や直腸など、出口に近い場所からの出血が疑われます。


暗い赤色の血(暗赤色便)

大腸の奥の方で出血し、時間が経過してから排出されている可能性があります。


真っ黒な便(タール便)

胃や十二指腸などの上部消化管で出血し、血液が酸化した状態です。


※ただし、これらはあくまで目安です。「色が赤ければ安心」というわけではない点に注意が必要です。



「少し様子を見ても大丈夫かな?」と思えるケース

以下の条件がすべて当てはまる場合は、緊急性はそれほど高くなく、痔などが原因である可能性が考えられます。


  • お尻を拭いた紙に少し血がつく程度である。

  • 便の表面にうっすらと血が混じる程度である。

  • お腹の痛みや発熱など、他の体調不良がない。

  • 数日以内に血が出なくなった。


ただし、これらは「今すぐ救急車を呼ぶ必要はない」という意味であり、何度も繰り返す場合は、背後に隠れた病気を見逃さないためにも一度ご相談ください。

下痢を伴う血便の場合、感染性腸炎や炎症性腸疾患など、通常の血便とは異なる考え方が必要になることがあります。

詳しくは以下も参考にしてください。



「早めに受診してほしい」要注意のサイン

次のような場合は、ご自身で判断せず、早めに医療機関を受診してください。大腸ポリープや大腸がん、あるいは潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患が隠れているかもしれません。


  • 期間:血便が数日以上続いている。

  • 変化:出血の量が徐々に増えてきている。

  • 随伴症状:腹痛、下痢、便秘など、便通の異常を伴っている。

  • 健診結果:健康診断で貧血を指摘されたことがある。

  • 年齢:40歳を過ぎて、初めて血便を経験した。


▶ 大腸カメラについて詳しくはこちら



【重要】今すぐ病院へ!緊急性の高い「危険なサイン」

以下のような症状がある場合は、命に関わる深刻な出血の恐れがあります。ためらわずに受診してください。


  • 便器が真っ赤に染まるほどの大量出血。

  • イカスミや海苔の佃煮のような、真っ黒でドロッとした便が出た。

  • めまい、ふらつき、動悸がする(急な貧血症状)。

  • 激しいお腹の痛みや、高熱を伴っている。



専門医が「大腸カメラ」を強くお勧めする理由

血便の原因を100%正確に突き止めるには、大腸の中を直接観察できる「大腸カメラ(大腸内視鏡検査)」が最も有効な手段です。


特に、以下に当てはまる方は「安心を手に入れるため」にも検査を強く検討しましょう。


  • 原因がはっきりしない血便が続いている。

  • 健康診断の「便潜血検査」で陽性反応が出た。

  • ご家族に大腸がんやポリープを患った方がいる。

  • 40歳以上で、一度でも血便を自覚した。


「検査が怖い」という方もいらっしゃるかと思いますが、当院では苦痛に配慮した検査を行っています。一人で悩まず、まずは気軽にお話しを聞かせてください。



さらに詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください


症状に応じて正しく調べることが大切です。


 
 

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