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お知らせ・院長ブログ


大腸カメラが怖い・恥ずかしい女性へ|京都の消化器内科医が答える不安解消ガイド
はじめに 「大腸カメラを勧められたけど、恥ずかしくて踏み切れない」 「痛そう、怖い…なんとなく後回しにしてしまっている」 「女性だからこそ、なかなか相談しにくい」 こうした声を、日々の外来でよく耳にします。実際、大腸カメラの受診率は男性より女性のほうが低い傾向があります。その背景には、検査への恥ずかしさや痛みへの恐れ、そして「そこまでしなくていいかな」という先送りの気持ちがあるのではないかと感じています。 このブログ記事では、大腸カメラに対して女性が感じやすい不安を一つひとつ解消しながら、「受けてよかった」と思っていただけるよう、消化器内科医の立場から丁寧にお伝えしていきます。 大腸カメラ(大腸内視鏡検査)とは 大腸カメラ(大腸内視鏡検査)は、肛門から細い内視鏡を挿入し、大腸(盲腸・結腸・直腸)の内側を直接観察する検査です。 カメラの先端には小型CCDが搭載されており、粘膜の色調変化・ポリープ・潰瘍・炎症などをリアルタイムで確認できます。発見されたポリープの多くはその場で切除でき、検査と治療を同時に行えるのが大きな特徴です。 ▶大腸カメラはいつ・
4月23日


大腸カメラ「検査前・当日・検査後」の食事完全ガイド:食べていいものダメなもの一覧と注意点を専門医が解説
「大腸カメラ(大腸内視鏡検査)を予約したけれど、前日の食事は何を食べればいいの?」 「当日の朝は絶食?薬はどうすればいい?」 「検査が終わった後は、すぐに焼肉を食べに行っても大丈夫?」 大腸カメラを控えた患者様から、こうした「食事」や「当日の過ごし方」に関するご質問を非常に多くいただきます。実は、大腸カメラの検査精度を左右するのは、医師の技術だけでなく、「前日からの準備でどれだけ腸を綺麗にできるか」にかかっていると言っても過言ではありません。 せっかく勇気を出して受ける検査です。残りカスが原因で病変を見逃したり、検査後の不注意で体調を崩したりするのは避けたいですよね。本記事では、消化器内視鏡専門医の視点から、検査前日の「正解の食事」から、当日・検査後の注意点まで、エビデンスに基づき網羅的に解説します。 なぜ大腸カメラにおける「食事管理」がこれほどまでに重要なのか? 大腸カメラは、肛門から内視鏡を挿入し、大腸の粘膜を直接観察する検査です。検査を正確に行うためには、大腸の中を空っぽ(便がない状態)にする必要があります。この「前処置」の成否が、検査の質
4月10日


げっぷと吐き気が続く原因は?ストレスや胃の病気との関連、受診の目安と専門医による治し方を徹底解説
「げっぷが頻繁に出て止まらない」「常に胃がムカムカして吐き気がする」といった上部消化管の症状は、日常的に経験しやすい一方で、長期間持続すると著しく生活の質(QOL)を低下させる深刻な悩みである。多くの場合、「食べすぎ」「早食い」「ストレス」といった生活習慣の乱れが引き金となるが、症状が数週間から数ヶ月にわたって慢性的に続く場合、その背後には胃食道逆流症(GERD)、機能性ディスペプシア(FD)、あるいは早期胃がんといった見逃してはならない器質的・機能的な消化器疾患が潜んでいる可能性が高い。 ※本記事は、当クリニックの過去記事[ 「胃もたれ・吐き気が続く方へ:様子見でよい症状と、病院を受診すべきサインの見分け方― 消化器内科・内視鏡専門医の視点から ―」 ]をさらに深掘りしたテーマとして、特に「げっぷと吐き気」が併発・持続するケースに焦点を当てています。一般的な胃もたれ・吐き気の受診目安については、まずはこちらの記事をご参照ください。 本稿では、最新の消化器病学におけるエビデンスと、くりた内科・内視鏡クリニック(京都市下京区)の臨床的知見に基づき、
3月26日


【専門医が解説】便はきちんと出ているのにおならが多いのはなぜ?原因と解消法・受診の目安
排便習慣は正常なのにガスが溜まる「隠れた消化管サイン」 「毎日きちんと便は出ているのに、なぜかおならが頻繁に出る」「便秘ではないのにお腹がパンパンに張って苦しい(腹部膨満感)」といった症状は、多くの患者様が日常的に抱える消化器系の深い悩みです。一般的に、おならや腹部の張りは「便秘」と結びつけて考えられがちですが、排便異常(便秘や下痢)を一切伴わないにもかかわらず、ガス症状だけが際立って現れるケースは臨床現場において決して珍しくありません。 健康な成人において、消化管内には常時100〜200mL程度のガスが存在し、1日あたり平均600〜700mL(食事内容によっては1400mL以上)のガスが排出されています 。正常な生理現象として、1日に14回から最大25回程度の放屁(おなら)は健康な範囲内とされています 。ガスの主成分の大半は窒素、酸素、二酸化炭素、水素、メタンといった無臭の気体であり、臭いの原因となるのは全体のわずか1%未満にすぎない硫化水素やメタンチオールなどの硫黄化合物です 。 しかし、これらのガスが消化管内で過剰に産生されたり、排出のプロ
3月25日


下痢が続く原因は食事かも?低FODMAP(フォドマップ)食の効果と実践法を専門医が解説
「しっかり休んでいるのに下痢が治まらない」「検査をしても異常がないと言われたけれど、お腹の張りが辛い」……。このような悩みを抱えて当院を受診される患者様は非常に多くいらっしゃいます。 実は、健康に良いと思って食べている食品が、逆に腸を刺激して下痢を引き起こしているケースがあることをご存知でしょうか? 今回は、過敏性腸症候群(IBS)や慢性的な下痢の改善に有効とされる最新の食事療法「低FODMAP(フォドマップ)食」について、エビデンスに基づき詳しく解説します。 なぜ「体に良いもの」を食べて下痢になるのか? 一般的に「腸活」といえば、食物繊維や発酵食品を積極的に摂ることが推奨されます。しかし、腸の感覚が過敏になっている方や、腸内細菌のバランスが乱れている方にとっては、特定の糖質が腸内で過剰な発酵を引き起こし、下痢や腹痛を悪化させる原因となります [1]。 これを解き明かす鍵が、FODMAP(フォドマップ)という概念です。 FODMAPとは? FODMAPとは、小腸で吸収されにくい特定の短鎖炭水化物(糖質)の頭文字を並べたものです。 F erment
3月3日
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