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お知らせ・院長ブログ


のどのつかえ感が続くのはストレスのせい?咽喉頭異常感症と、胃カメラでわかることを専門医が解説
のどに何かが引っかかっている。飲み込む瞬間ではなく、何もしていないときにこそ気になる。水を飲めばいったん消えるのに、しばらくするとまた戻ってくる。そんな感覚が数週間続いているのに、調べても出てくるのは「ストレスでしょう」の一言ばかり、というところで止まっていませんか。 判断すべきことは一つです。つかえる感じがあるだけなのか、実際に飲み込めなくなっているのか。 ここが分かれ目になります。前者であれば、咽喉頭異常感症(英語ではglobus/グロブス)と呼ばれる状態の可能性があります。すぐに命に関わる状態であることは多くありません。後者であれば、続いている期間にかかわらず早めに調べたほうがよいものです。 ただ、名前がつくことと、原因が分かることは別の話です。のどの違和感には、放っておいてよいものと、早めに中を見ておいたほうがよいものが混ざっています。その線引きをどこで引くのか、そして胃カメラという検査で実際に何が見えるのかを、京都市下京区・四条大宮のくりた内科・内視鏡クリニック院長が整理します。 そのつかえ感には「咽喉頭異常感症」という名前がある...
10月11日


大腸ポリープを「焼き切る」と聞いて不安な方へ|電気を使う切除・使わない切除の違いを専門医が解説
大腸カメラの説明で「ポリープが見つかったら焼き切ります」と言われて、身がすくむような気持ちになった方がいらっしゃるかもしれません。「焼く」という言葉の響きから、強い痛みや火傷のようなものを連想してしまうのは、自然な反応です。 実際には、大腸ポリープの切除には電気を使う方法と使わない方法があり、どちらにするかはポリープの大きさや形などによって選びます。すべてのポリープが「焼き切られる」わけではありません。 「焼く」と言われた記憶だけが残って、内容を確かめないまま検査日を迎えようとしていませんか。この記事では、日本消化器内視鏡学会指導医の立場から、二つの方法の違いと使い分けの考え方を整理します。 切除の共通の土台――スネアで締めて取る 大腸ポリープの多くは、内視鏡の先端から出した「スネア」という金属製の輪をポリープの根元にかけ、締め付けることで切り取ります。スネアは大腸カメラのスコープの中を通っている細い管から出し入れするもので、検査中にポリープが見つかった段階で、観察用の内視鏡はそのままに、処置具だけを差し替えて使います。 検査を始める前から方法が
10月10日


前回、胃カメラの鎮静剤で気分が悪くなった方へ|次回に向けて相談できる選択肢
胃カメラの検査で鎮静剤を使ったあとに気分が悪くなり、吐き気が続いてつらかった。そういう経験を持つ方がいらっしゃいます。前回そうしたことがあると、次の胃カメラの予約を先延ばしにしたくなるのも自然なことです。鎮静剤が合わなかったのだから、次は鎮静剤なしで耐えるしかないのでしょうか。 選択肢は一つではありません。鎮静剤の量や種類を見直すこともできますし、鎮静剤を使わない方法もあります。次の胃カメラを考えるとき、前回の経験をどう活かせるか、一緒に整理してみませんか。 前回、鎮静剤で気分が悪くなったのはなぜ? 24,441名を対象にした研究では[1]、鎮静剤の組み合わせによって、検査の24時間後に尋ねためまいや吐き気の程度に差がありました。 胃カメラで使う鎮静剤は、点滴や注射で投与し、意識レベルを落として不安や苦痛を和らげる薬です。日本消化器内視鏡学会の一般向けQ&Aでは、鎮静薬の「よい点」として検査の苦痛軽減・不安軽減・安静の維持・次回検査への抵抗感の低下を挙げる一方、「悪い点」として意識の低下が予想を超えること、呼吸が弱くなること、血圧が低下すること、
10月9日


黒い便が出たら|タール便の原因と、すぐ受診すべきサインを専門医が解説
トイレで便が真っ黒だったとき、まず頭に浮かぶのは「昨日食べたイカ墨だろうか」「飲んでいる鉄剤のせいだろうか」といったところではないでしょうか。実際、その通りのこともあります。ただ黒い便のなかには、食道や胃、十二指腸からの出血によって起こるものが混じっています。これをタール便(黒色便)と呼びます。 やっかいなのは、この2つが見た目だけでは区別しきれないことです。しかも、出血していても痛みがまったく出ないことがあります。この記事では、黒い便を見たときに何を確かめればよいのか、どこからが急ぐべき状態なのか、胃カメラで何がわかるのかを、京都市下京区・四条大宮のくりた内科・内視鏡クリニック院長が順に整理します。 黒い便を見たら、確かめることは3つ 便そのものだけを見て判断しないでください。手がかりは便の見た目、体の状態、そして心当たりの3つに分かれます。 色とツヤ、におい。タール便は墨のような黒さで、光沢があり、水分を含んでねっとりと粘ります。においも普段と違う独特の強さになります。食べ物による黒さは、光沢やねっとりした粘りが出にくいのが特徴です。...
9月18日


胃が痛いときの治し方|自分でできる対処・やってはいけない対処と受診の線引きを専門医が解説
いま現に胃が痛くて、この記事にたどり着いた方が多いと思います。仕事や家事の途中で痛みはじめて、病院に行くほどなのか、それとも家で休んでいれば収まるものなのか、判断がつかない。そういう状態でしょうか。 胃の痛みは、放っておいても数時間で消えるものから、その日のうちに調べたほうがよいものまで幅があります。しかも、痛みの強さと危険度は一致するとは限りません。とても痛いのに検査では何も見つからないこともあれば、我慢できる程度の鈍い痛みの裏に潰瘍が隠れていることもあります。 ですからこの記事は、「まず危険なサインがないかを確かめる」ところから始めます。そのうえで、自宅でできる工夫、かえって受診を遅らせてしまう対処、そして「どこまで様子を見てよいか」の線引きへ、順に進みましょう。 まず確認|すぐに受診が必要な胃痛のサイン 次のような症状をともなう胃の痛みは、自宅で様子を見る対象から外してください。 吐いたものに血が混じる、コーヒーの残りかすのような黒っぽいものを吐いた 便が海苔の佃煮のように黒くベタつく(タール便) 冷や汗が出る、意識が遠のく、立ち上がるとふ
9月17日
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