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お知らせ・院長ブログ


クリニックの内視鏡システム選択ガイド:富士フイルムとオリンパスの比較
I. はじめに:大腸内視鏡検査の進化と早期発見の重要性 大腸がんは、日本において罹患数および死亡数が増加傾向にある主要な疾患の一つです。2015年の予測値では、その罹患数および死亡数ともに胃がんや肺がんを上回るとされており、生涯でがんに罹患する確率は男性で62%、女性で46...
2025年6月4日


消化器領域の指定難病:医療費助成申請のための重症度基準詳細解説
I. 難病とは?指定難病医療費助成制度の基本 「難病」とは、厚生労働省によって定められた特定の疾病群を指します。これらの疾病は、以下の特徴を持つものとして定義されています。 発病の機構が明らかでない :病気の原因がまだ十分に解明されていないこと。 治療方法が確立されていない :効果的な治療法がまだ見つかっていない、あるいは確立されていないこと。 希少な疾病である :患者数が非常に少ないこと。 長期の療養を必要とする :病状が慢性的に続き、長期にわたる治療や管理が必要であること。 このような特性を持つ難病の患者さんが、経済的な負担を気にすることなく、継続して質の高い医療を受けられるように支援するため、「指定難病医療費助成制度」が設けられています。この制度は、患者さんの医療費自己負担額を軽減することを目的としています。 医療費助成の対象となるための要件 指定難病の医療費助成を受けるためには、主に以下のいずれかの要件を満たす必要があります。 厚生労働大臣が定める重症度分類を満たすこと 各指定難病には、病状の程度を示す「重症度分類」が定められています。原
2025年6月2日


若い世代に増加する腹痛・下痢:その原因と早期受診の重要性
はじめに:若い人の腹痛・下痢、その原因と向き合い方 若い世代、特に10代から30代の方々にとって、腹痛や下痢は非常に身近な症状です。これらの症状は、一時的な体調不良に起因することもあれば、日常生活に大きな影響を及ぼす慢性疾患、さらには早期発見が極めて重要となる重篤な病気の兆...
2025年5月26日


大腸ポリープ切除後の食事管理|体にやさしく、再発を防ぐ正しい食生活とは?
はじめに:ポリープを取ったあとの「食事」が大切な理由 大腸ポリープを内視鏡で切除したあとは、「とりあえず終わって一安心」と思われるかもしれません。しかし実際には、切除直後の腸はとても繊細な状態にあります。ポリープを取った部位には小さな傷ができており、そこに刺激の強い食事が加わることで、出血や炎症を引き起こすリスクがあります。 また、ポリープができやすい体質の方は、生活習慣や食生活の見直しをしなければ再発する可能性も十分にあるのです。この記事では、切除後の食事管理の基本から、回復期の食生活、さらに再発予防を目的とした長期的な栄養戦略まで、専門的かつ実用的に解説してまいります。 ポリープとは?そしてなぜ切除が必要なのか 大腸ポリープとは、大腸の内側にできる「いぼ」のような隆起です。その多くは良性でありながら、一部は将来的に大腸がんへと進行する可能性があるため、内視鏡検査の際に発見された段階で切除されることが一般的です。 ポリープには腺腫性・過形成性・鋸歯状(きょしじょう)などのタイプがあり、とくに腺腫性のものはがん化リスクが高いとされています。そのた
2025年4月15日


お腹がギュルギュル鳴って下痢が続く…考えられる原因と正しい対処法を医師が解説
はじめに:お腹の音と下痢、関係あるの? お腹がギュルギュルと鳴っているとき、私たちは「お腹がすいているのかな?」と軽く考えてしまうことがあります。しかし、空腹以外にも、お腹の音にはさまざまな意味が隠されており、時には体からの重要なサインである場合もあるのです。 とくに「ギュルギュルと音がして、そのあと下痢になる」「毎日のように腸が鳴る」といった場合には、腸内環境の乱れや、消化機能に異常が生じている可能性も否定できません。本記事では、お腹の音と下痢の関連性を医学的にひも解きながら、考えられる疾患や対処法、予防策まで丁寧に解説していきます。 なぜお腹が鳴るのか?腸の仕組みを理解しよう 私たちのお腹の中では、食後や空腹時を問わず、常に腸の動き(ぜん動運動)が働いています。この動きによって、食べ物が胃から小腸、大腸へと運ばれていきますが、その際に空気や液体が一緒に流れていくことによって、音が生じるのです。 ギュルギュルという音は、腸内でガスや液体が移動している際の音であり、医学的には「腸雑音」とも呼ばれます。空腹時に胃腸の活動が活発になると、この音が強く
2025年4月9日
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