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お知らせ・院長ブログ


知っておきたい好酸球性消化管疾患 ~食道炎と胃腸炎の基礎知識~
はじめに:好酸球性消化管疾患とは? 好酸球性消化管疾患の概要と近年注目される理由 好酸球性消化管疾患(Eosinophilic Gastro-Intestinal Disorder: EGID)は、アレルギー反応に関わる「好酸球」という特殊な白血球が、消化管の粘膜に異常に多く集まり、炎症を引き起こす病気の総称です。食べ物などがアレルゲンとなり、アレルギー性の炎症が慢性的に続くことで、消化管の正常な働きが妨げられると考えられています。 近年、日本でもこの疾患の患者さんが増えており、医療現場で注目されています。好酸球性消化管疾患は、国が定める「指定難病」にも含まれており、専門的な診断と長期的な治療が必要となることが多いのが特徴です。難病に指定されているということは、まだ十分に解明されていない部分が多く、専門的な知識と経験を持つ医療機関での診療が特に重要であることを意味します。この病気について詳しく知っていただくことで、ご自身の症状に心当たりのある方が、適切な専門医療機関である当院を受診するきっかけになれば幸いです。 好酸球性消化管疾患は、炎症が起こる
2025年6月24日


「だるい、疲れやすい…」そのサイン、見逃していませんか?~ストレスと胃腸の不調、心身のつながりから紐解く~
現代社会に生きる私たちは、日々押し寄せる情報やストレスに囲まれ、知らず知らずのうちに心身に負担を抱えがちです。その結果、「なんとなく体がだるい」「以前より疲れやすくなった」「胃腸の調子が優れない」といった日常的な不調を感じる方が増えています。これらの症状は、単なる一時的な疲労や気のせいとして片付けられがちですが、実は体からの大切なサインである可能性があり、時には心と体の密接なつながり、そして隠れた病気の兆候を示していることもあります。 多くの人が自身の軽度な不調を「日常の一部」として受け入れ、医療機関への受診を遅らせる傾向が見られます。このような症状の常態化は、早期発見・早期治療の機会を逸し、結果的に治療可能な機能性疾患の悪化や、より深刻な器質的疾患の進行を見過ごすリスクを高める可能性があります。身体的な不調が精神的な要因から生じたり、その逆もまた然りである「心身相関」という概念は、私たちの心と体が互いに密接に関係し、外部からのストレスが自律神経系、内分泌系、免疫系に影響を及ぼすことを示しています。 内視鏡検査で異常が見つからないにもかかわらず症
2025年6月16日


意外と見過ごされがちな高齢者の高血圧:無症状の裏に潜む「恐ろしい未来」とは?
はじめに:その「大丈夫」が、実は一番危ないサインかもしれません 高齢者の高血圧は「静かなる脅威」 「血圧が高いと言われたけれど、特に症状もないし、元気だから大丈夫だろう」。もしそう思われているなら、それは大きな誤解かもしれません。高齢者の高血圧は、多くの方が自覚症状に乏しいため、つい「年だから仕方ない」「自分は平気」と放置してしまいがちです。しかし、この「静かなる脅威」は、私たちの体内で知らぬ間に深刻なダメージを蓄積させています。ある調査では、高血圧と診断された50〜60代の方の約3人に1人が「そのまま放置」しているという実態が明らかになっています。その半数以上が「一時的なものだと思った」という、残念ながら誤った認識によるものです 。 厚生労働省のデータも、自覚症状がない生活習慣病の患者様は、医療機関を受診するまでに時間がかかる傾向にあることを示しており、高血圧のように症状が出にくい病気では、診断や治療の開始が遅れやすいことが裏付けられています 3。このような「症状がないこと」が、患者様に誤った安心感を与え、病気への意識を薄れさせ、結果として受診
2025年6月14日


血便がある方へ|京都市下京区の大腸カメラ相談
【ご予約・お問い合わせ】 ◎ お電話でのご予約 075-334-6007 血便はよくある症状ですが、放置してよい場合と、検査が必要な場合があります。 このページでは“受診の目安”を整理します。 トイレで血を見て驚かない人はいないでしょう。「たぶん痔だろう」と自分に言い聞かせたくなる気持ちもよく分かります。しかし、消化器内視鏡専門医として多くの患者さんを診てきた経験から申し上げますと、血便は「体のSOS」が最も分かりやすく現れた状態です。 血便は、放置してよいものと、放置してはいけないものが明確に分かれる症状です。 血便は痔など身近な原因で起こることもありますが、便潜血陽性、大腸ポリープ、大腸がん、炎症性腸疾患などが関係する場合もあります。京都市下京区・四条大宮で血便について相談したい方、大腸カメラを受けるべきか迷っている方は、症状の出方や年齢、健診結果をもとに確認しましょう。 このページでは どんな血便なら様子見できるのか どんな血便は病院受診が必要か 大腸カメラを考える目安 を整理します。 血便の色や形は「体の中からのメッセージ」...
2025年6月11日


健康診断の重要性と若年層からの生活習慣病予防:くりた内科・内視鏡クリニックにおける包括的アプローチ
健康診断の重要性 — あなたの未来の健康のために 健康診断は、ご自身の健康を維持し、将来にわたって質の高い生活を送る上で欠かせないものです。特に、まだ自覚症状がない段階で病気の兆候を捉え、予防に繋げることが、健康寿命を延ばす鍵となります。 健康診断がなぜ不可欠なのか:早期発見と予防のメリット 定期的な健康診断は、ご自身の体の状態を詳しく把握し、病気の初期サインを見つけるための大切な機会です。多くの病気、特に生活習慣病は、初期にはほとんど症状が現れず、気づかないうちに進行してしまう「隠れた異常」として知られています。症状が出てから医療機関を受診するのでは、手遅れになる可能性もあるため、健康診断による早期発見が極めて重要です。 健康診断の結果は、単なる数字の羅列ではありません。それは、ご自身の食生活、運動習慣、睡眠の質、ストレス管理といった日々の生活習慣を見直す貴重なきっかけとなります。これにより、病気の進行を遅らせるだけでなく、生活全体の質を高めることにも繋がります。健康診断は、ご自身が客観的に健康状態を把握し、具体的な改善行動を促す「健康管理の羅
2025年6月9日
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