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お知らせ・院長ブログ


放置していませんか?睡眠時無呼吸症候群の最新情報と、命を守るための治療法
いびきは、多くの人にとって「うるさい」「迷惑だ」といった単なる寝室の問題と捉えられがちです。しかし、そのいびきが時折止まり、そして再び激しく始まるような場合、それは単なる音の問題ではなく、命に関わる可能性のある深刻な病気、「睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome; SAS)」のサインかもしれません。 この病気は、睡眠中に何度も呼吸が停止したり、浅くなったりする状態を指します。多くの方が疑問に思うのは、「寝ている間の無呼吸は放置しても大丈夫なのか?」という点です。結論から言えば、この病気を放置することは非常に危険です。睡眠時無呼吸症候群は、単なる睡眠の質の低下にとどまらず、心臓、血管、代謝、さらには消化器系など全身に悪影響を及ぼす「全身病」と捉えるべき疾患です。この記事では、その具体的な症状から、見過ごされがちなリスク、そして最新のエビデンスに基づいた効果的な治療法までを詳しく解説し、皆様の健康と命を守るための一歩を踏み出すきっかけを提供します。 もしや私かも?見逃してはいけない睡眠時無呼吸症候群のサイン 睡眠時無呼吸症候群の
2025年9月12日


「放置しないで!」健康診断で「脂肪肝」と言われた方へ〜専門医が教える見過ごせない肝臓からのSOS
あなたの肝臓は「フォアグラ」になっていませんか? 健康診断の結果を見て、「肝臓の数値が少し高めですね」「腹部エコーで脂肪肝の疑いがあります」と言われ、特に自覚症状もないため「大したことないだろう」と放置していませんか。近年、日本における脂肪肝の有病率は驚くべきペースで増加しています。日本消化器病学会および日本肝臓病学会が発表した「NAFLD/NASH診療ガイドライン2020」によれば、男性では約3人に1人、女性でも5〜6人に1人が脂肪肝を指摘されており、これはもはや「国民病」と呼べるほど身近な健康問題です。 しかし、多くの人がその潜在的なリスクを過小評価しています。肝臓に脂肪が蓄積した状態は、まるで高級食材の「フォアグラ」のように見えますが、それは決して喜ばしい状態ではありません。肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、かなりのダメージを負ってもなかなか症状が現れません。したがって、健康診断で何らかの異常を指摘された時点で、それは肝臓からの重要なSOS信号と捉えるべきです。 このブログ記事では、脂肪肝がなぜ危険なのか、放置してはいけない本当の理由、そして腹
2025年9月11日


「胃が重い」―それは単なる食べ過ぎ?見過ごされがちな身体のサイン
「なんだか胃が重い」「食後にもたれる感じが続く」――そのような不快感を覚えたとき、多くの人が「食べ過ぎたかな」「疲れているせいだろう」と軽く考えてしまいがちです。たしかに、暴飲暴食やストレスが原因で一時的に胃の調子が悪くなることは、誰しもが経験するごく一般的なことです。しかし、その「胃が重い」という感覚は、単なる不快感ではなく、身体が発している重要なメッセージである可能性も秘めています。 この記事では、「胃が重い」と感じる原因を、日常的なものから、その裏に潜むかもしれない病気まで、エビデンスに基づいて詳しく解説します。そして、ご自身の身体からのサインを正しく読み解き、必要に応じて専門家へ相談する道筋を明らかにします。 胃が重いと感じる、そのメカニズムと身近な原因 胃もたれの正体と生理学的メカニズム 「胃が重い」「もたれる」という感覚は、医学的には「消化不良」の一種であり、食物が胃に停滞しているために生じます。胃は、食べたものを胃酸と消化酵素で分解し、蠕動運動と呼ばれる収縮運動によって少しずつ十二指腸へ送り出す働きを担っています。この蠕動運動が何ら
2025年9月10日


HPVワクチン最新情報に関する専門家レポート
地域の健康を考える内科・内視鏡クリニックとして、なぜ今、HPVワクチンについて発信するのか 子宮頸がんは、多くの女性が直面する重要な健康課題です。この疾患の最大の原因は、性交渉を介して感染するヒトパピローマウイルス(HPV)であると科学的に証明されています。日本では毎年約15,000人の女性が新たに子宮頸がんに罹患し、残念ながらそのうちの約3,500人が命を落としています。近年、日本ではこの罹患率や死亡率が緩やかな増加傾向にあることが指摘されており、公衆衛生上の深刻な課題となっています。 この現状に対し、当院は内科・内視鏡クリニックとして、従来の専門領域である消化器や呼吸器の健康管理に加えて、子宮頸がんの予防という新たな視点から地域社会の健康に貢献したいと考えています。私たちは、内視鏡検査で培ってきた「精密な観察と病変の早期発見」に対する知見を、子宮頸がん予防という領域にも応用できると確信しています。正確な情報提供と、患者様の不安に寄り添う丁寧な医療を通じて、子宮頸がんを過去の病気にすることを目指し、本レポートを作成しました。...
2025年9月9日


2025年最新解説:コロナとインフルエンザ、この秋打つべきワクチンとは?
2025年夏、新たな健康の季節を迎えるにあたって くりた内科・内視鏡クリニック院長の栗田です。当院は、長年培ってきた大学病院や大病院での臨床経験に基づき、「地域住民の皆さまに気軽に相談できるかかりつけ医」となることを目指しています。パンデミックを経て、私たちは感染症とどう向き合うかという新たな課題に直面しています。インターネット上にはさまざまな情報が溢れていますが、その中には根拠が不明確なものも少なくありません。 本レポートでは、2025年8月現在の最新のエビデンスに基づき、多くの方が抱える疑問、「新型コロナとインフルエンザ、今年のワクチンは打つべきか?」にお答えします。単なる情報提供に留まらず、皆様ご自身の健康管理の一助となるような、深く信頼できる解説をお届けすることをお約束します。 私自身が責任著者として、米国消化器病学会誌「American Journal of Gastroenterology」に論文を掲載していることは、当院が最先端の科学的知見に基づいた医療を実践していることの証明です。この専門性は、消化器疾患だけでなく、全身の健康を科
2025年9月8日
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