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お知らせ・院長ブログ


放置しないで! その「胃もたれ」、胃のSOSかもしれません
あなたの胃もたれ、安易な自己判断は禁物です 多くの方が一度は経験する胃の不快な症状に「胃もたれ」があります。特に食後、食べ物が胃に長時間とどまっているような重苦しい感覚は、みぞおちの辺りに感じる不快感や、お腹が張ったような感覚として認識されることがあります。多くの場合、暴飲暴食や脂っこい食事のせいだと考え、市販の胃薬を飲んだり、少し様子を見たりすることで事足りると思われがちです。しかし、その安易な自己判断こそが、見過ごしてはならない重大な病気のサインを見逃すことにつながりかねません。 胃もたれという症状は、胃の機能的な問題から、胃炎や潰瘍、さらには胃がんといった器質的な病気まで、さまざまな原因によって引き起こされます。一時的な不調であれば問題ないことが多い一方で、症状が続く場合や、特定の兆候を伴う場合は、身体が何らかの危険を知らせているサインである可能性があります。本稿では、一般的に見られる胃もたれの日常的な原因から、専門医の診察が必要な危険なサインまでを、医学的な知見に基づきながら分かりやすく解説します。 なぜ、胃もたれは起こるのか?〜日常的な
2025年9月29日


吐き気と食欲不振の症状から紐解く消化器内科受診の重要性
見過ごされがちな症状 日常的な不調に潜む可能性の提示 多くの人々が経験する「吐き気」や「食欲不振」は、しばしば「食べ過ぎや飲み過ぎだろう」「ストレスのせいだろう」といった自己判断によって軽視されがちです。確かに、これらの症状は一時的な疲労や生活習慣の乱れによって引き起こされることもあります。しかし、その陰には、より深刻な病気が潜んでいる可能性も否定できません。これらの症状は、身体からの重要なSOS信号であるにもかかわらず、その真の原因が特定されずに放置されるケースが少なくありません。 「吐き気・食欲不振」症状の医学的考察と潜在的リスク 症状を引き起こす多様な原因の分類 吐き気と食欲不振は、多岐にわたる原因によって引き起こされる非特異的な症状です。患者が自己判断で安易に結論を出してしまうことの危険性を伝えるため、その原因は以下のカテゴリーに分類できます。 まず、日常生活に起因する比較的軽微な原因が挙げられます。例えば、過度の飲酒や食べ過ぎは胃の働きを低下させ、吐き気や食欲不振を引き起こす可能性があります。また、精神的な要因も無視できません。強いスト
2025年9月28日


消化性潰瘍の真実:放置できない「みぞおちの痛み」と、専門医による最新の診断・治療法
はじめに:ご挨拶とこの記事を読んでいただきたい方へ くりた内科・内視鏡クリニック院長の栗田 亮です。当院は、大学病院や都市部の大病院で長年にわたり消化器内視鏡診療に携わってきた経験を活かし、地域の皆様が気軽に何でも相談できる「かかりつけ医」を目指して開業いたしました。...
2025年9月26日


その冷や汗、放置していませんか?
その「冷や汗」、ただの緊張ではありません。科学が解き明かす本当の意味 日常生活で「冷や汗をかく」という言葉は、プレゼンの順番を待つときや、予期せぬトラブルに直面したときの心理的な緊張状態を指すことが一般的です。しかし、医学的な視点から見ると、「冷や汗」は単なる慣用句ではなく、身体が何らかの異常を感知したときに発する重要なサインであり、通常の汗とは根本的に異なる生理現象です。 まず、一般的に「暑いからかく汗」として知られる温熱性発汗について解説します。これは、気温の上昇や運動によって体温が上がった際に、身体が体温を一定に保とうとする恒常性維持機能です。汗腺から水分を排出し、その水分が蒸発する際に皮膚から熱を奪う(気化熱)ことで、体温を効果的に下げる役割を果たしています。 これに対し、いわゆる「冷や汗」は、精神性発汗や緊張性発汗とも呼ばれ、体温調節とは無関係に引き起こされる発汗です。このタイプの汗は、気温が高いわけでも運動しているわけでもないのに、手のひら、足の裏、顔、脇といった特定の部位から出ることが特徴です。 この冷や汗の鍵を握るのは、身体のあら
2025年9月25日


肥満は「体質」ではない、「肥満症」という病気です。
体重計に表示される数字は、日々の健康を測る一つの指標に過ぎません。しかし、もしその数字が「肥満」を指し示している場合、それは単なる体型の問題を超え、見過ごすことのできない深刻な健康問題につながっている可能性があります。日本における成人の約4人に1人が肥満の傾向にあるといわれながらも、多くの人々が「これは体質だから仕方ない」と諦めてしまいがちです。 本稿では、その漠然とした「肥満」という状態が、なぜ「肥満症」という病気として捉えられ、適切な医療管理が必要なのかを、科学的な根拠に基づいて解説します。また、近年話題となっているGLP-1受容体作動薬の正しい知識とリスク、そしてエビデンスに基づいた「王道」の治療法をご紹介します。さらに、肥満が消化器系にもたらす影響と、当院の専門分野である内科・消化器内視鏡診療が、その予防と治療にいかに貢献できるかについても詳しくご説明します。ご自身の健康と真剣に向き合うための一歩として、ぜひお役立てください。 「肥満」と「肥満症」の違いを明確化 まず、「肥満」とは、単に脂肪組織に脂肪が過剰に蓄積した状態を指します。日本の
2025年9月24日
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