胃痛が続く・繰り返す方へ:様子見でよい胃痛と、検査が必要な胃痛の見分け方― 消化器内科・内視鏡専門医が解説 ―
- くりた内科・内視鏡クリニック

- 1月13日
- 読了時間: 3分

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胃痛はよくある症状ですが、放置してよい場合と、検査が必要な場合があります。
このページでは“受診の目安”を整理します。
はじめに
胃痛は「食べすぎ」「ストレス」と自己判断されやすい 症状です。
しかし実際には、放置してよい胃痛と、放置すべきでない胃痛は明確に異なります。
このページでは
胃痛の考え方
自分で様子を見てよいケース
医療機関を受診すべきサイン
胃カメラを考える目安
を整理します。
胃痛は「タイミング・続き方・伴う症状」で考える
胃痛を判断するときは、次の視点が重要です。
タイミング:食前・食後・空腹時・夜間
続き方:一時的か、繰り返すか、徐々に悪化するか
伴う症状:吐き気、食欲不振、体重減少、黒色便など
これらを組み合わせて考えることで、自己判断の誤りを防げます。
様子見でよい可能性が高い胃痛
次の条件がそろう場合、緊急性は低いことが多いです。
痛みが軽く、数時間〜1日程度で改善する
食べすぎや一時的な体調不良の後に起こった
吐き気・黒色便・体重減少を伴わない
※ 同じ胃痛を繰り返す場合は、様子見に適しません。
胃痛を和らげるために自分でできること
セルフケアの基本
一部の胃痛は、生活調整で一時的に改善することがあります。
ただし、すべての胃痛に有効な対処法はありません。
生活面で意識したいポイント
無理に食事をとらず、胃を休ませる
脂っこい食事、刺激物、アルコールを控える
暴飲暴食を避ける
胃を冷やさない
軽い一過性の胃痛であれば、これだけで改善することもあります。
市販薬を使う際の注意
痛み止めを繰り返し使用する
胃薬で症状を抑え続ける
といった対応は、原因を見逃すリスクがあります。
数日以上続く胃痛を、市販薬だけで様子を見ることはおすすめできません。
病院受診を考えるべき胃痛
次のような場合、医療機関での評価が必要です。
胃痛が数日以上続く
痛みを繰り返す
吐き気・食欲不振・体重減少を伴う
夜間や早朝に痛みで目が覚める
40歳以上で初めての胃痛
胃炎、胃・十二指腸潰瘍、ピロリ菌感染などが隠れていることがあります。
今すぐ受診が必要な危険な胃痛
以下は緊急性が高いサインです。
強い持続的な胃痛
黒色便(タール便)
冷や汗、めまい、動悸を伴う
急激に悪化する痛み
このような場合は、速やかに医療機関を受診してください。
胃痛で胃カメラを考える目安【重要】
胃の状態を正確に調べるには、胃カメラ検査が有効です。
次に当てはまる場合は、検査を検討します。
胃痛が続く、または繰り返す
40歳以上で初めて胃痛が出た
食欲不振や体重減少を伴う
ピロリ菌感染の指摘や治療歴がある
症状別に詳しく知りたい方へ
胃痛には、痛み方や状況によってさまざまなタイプがあります。
気になる症状がある方は、以下も参考にしてください。
▶ 食後に起こる胃痛
▶ みぞおちの痛み
まとめ
胃痛はありふれた症状ですが、
「様子見でよい胃痛」と「検査が必要な胃痛」を見極めることが重要です。
一時的で改善する → 短期間の様子見
繰り返す・続く・他症状を伴う → 受診・検査
迷った場合は、早めに医療機関へご相談ください。
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