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便秘とは?原因・対処法・病院へ行く目安を専門医が解説

  • 執筆者の写真: くりた内科・内視鏡クリニック
    くりた内科・内視鏡クリニック
  • 6 日前
  • 読了時間: 3分

更新日:2 日前


便秘はよくある症状ですが、放置してよい場合と、検査が必要な場合があります。

このページでは“受診の目安”を整理します。


便秘は多くの方が経験する身近な症状です。

一方で、「よくあることだから」と放置されやすく、本来確認した方がよい便秘が見過ごされているケースも少なくありません。


この記事では、

  • 便秘の基本的な考え方

  • どんなタイプの便秘があるのか

  • 自分は病院に行くべきかどうか

を整理して解説します。



便秘とは?よくある誤解


「毎日出ないと便秘」と思われがちですが、排便回数だけで便秘を判断することはできません。

  • 2〜3日に1回でもスムーズに出て、困っていない

  • 毎日出るが、強くいきまないと出ない、残便感がある

後者の方が、実は便秘として治療が必要な場合もあります。

大切なのは「ご本人がつらい・不快と感じているか」という点です。



便秘の主なタイプ


便秘は原因によって、大きくいくつかのタイプに分けられます。


機能性便秘

生活習慣や腸の動きの低下が関与する便秘です。

  • 食事量や水分が少ない

  • 運動不足

  • 排便を我慢する習慣

  • ストレス

比較的多く、生活習慣の見直しや薬の調整で改善することがあります。



隠れ便秘

排便回数はあるものの、

  • 便がスッキリ出ない

  • お腹の張りが続く

  • 下痢と便秘を繰り返す

といった症状があるタイプです。


隠れ便秘については、別の記事で詳しく解説しています。



器質性便秘

腸の病気が原因で起こる便秘です。

  • 大腸がん

  • 腸の狭窄

  • 炎症性腸疾患 など

頻度は高くありませんが、

見逃してはいけないタイプでもあります。



まず見直したい生活習慣


機能性便秘では、以下の点が影響していることがあります。

  • 食事量・食物繊維が少ない

  • 水分摂取が不足している

  • 運動量が少ない

  • 排便のタイミングを逃している

ただし、「生活習慣を整えても改善しない便秘」があることも重要なポイントです。



市販薬・下剤との付き合い方


市販の便秘薬で一時的に便を出すこと自体は、必ずしも問題ではありません。

しかし、

  • 効きにくくなってきた

  • 使用量が増えている

  • 薬がないと排便できない

こうした場合は、便秘の原因を一度整理した方がよいサインです。



病院を受診した方がよい便秘のサイン


次のような場合は、早めの相談をおすすめします。

  • 急に便秘が始まった

  • 便が細くなった

  • 血便や黒い便が出る

  • 体重減少・貧血を指摘された

  • 便秘と下痢を繰り返す

  • 40歳以降で、これまでと明らかに便通が変わった

これらは、検査で原因を確認した方が安心できるケースです。



便秘と大腸カメラの関係


大腸カメラは「がんが疑われたときだけ」の検査ではありません。

便秘が続く場合でも、

  • 腸の中に狭くなっている部分はないか

  • 炎症やポリープがないか

を直接確認できます。

「何もなかった」と分かること自体が、今後の治療方針を決めるうえで大切な情報になります。



当院での考え方・相談の目安


便秘は、我慢し続ける症状ではありません。

  • 生活指導で改善できる便秘

  • 薬の調整が必要な便秘

  • 検査で確認した方がよい便秘

それぞれを整理し、無理のない形で対応方針をご提案しています。

「この便秘は様子見でいいのか?」

そう迷った時点で、一度ご相談ください。



さらに詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください


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