top of page
TEL 075-334-6007

Information
お知らせ・院長ブログ


便秘の真実:見過ごされがちな「隠れ便秘」の危険性と専門医による正しいケア
便秘は、多くの人々が経験する身近な症状であり、まさに「国民病」とも称されるほど広範に影響を及ぼしています。しかし、その認識は人それぞれ異なり、「毎日排便があるから自分は便秘ではない」と安心している方も少なくありません。 実は、自覚症状がないまま腸内に便が滞留し、様々な不調や深刻な病気のサインを見過ごしている「隠れ便秘」の可能性があります。便秘は単なる不快感に留まらず、全身の健康に影響を及ぼすこともあるため、その医学的な定義、見過ごされがちな「隠れ便秘」の危険性、そしてエビデンスに基づいた正しい対策について理解を深めることが重要です。 便秘とは?医学的な定義と種類 便秘の定義は時代とともに変化し、より客観的な評価が重視されるようになりました。かつては排便回数の減少が主な指標とされていましたが、現在、日本消化器病学会の「慢性便秘症診療ガイドライン2017」では、「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」と定義されています。この定義には「本来」「十分量」といった主観的な表現が含まれるため、患者自身が便秘であると認識しにくい場合もあり
2025年8月4日


大腸憩室症とは?症状から予防、そして受診の目安まで専門医が解説
大腸憩室症は、多くの方がご自身の体内で進行していることに気づかないまま過ごしている、比較的よく見られる消化器の病態です。しかし、時に深刻な合併症を引き起こす可能性も秘めており、その正しい理解と適切な対応が、皆様の健康な生活を守る上で非常に重要となります。このブログ記事では、...
2025年8月2日


その胃の不調、もしかして「機能性ディスペプシア」かもしれません:検査で異常がないのに続く症状の考え方と、次に取るべき行動
はじめに|「異常なし」と言われたのに、つらさが残る方へ 「胃カメラでは異常がないと言われた」 「薬を飲んでも、胃もたれや胃痛がすっきりしない」 「原因が分からないまま、症状だけが続いている」 このような状態が続くと、不安や戸惑いを感じるのは自然なことです。 こうしたケースで考えられる状態の一つが、機能性ディスペプシアです¹,²。 これは、検査で明らかな異常が見つからないにもかかわらず、胃の不調が慢性的に続く状態を指します。 ※ 疾患の定義や全体像については、以下のページで詳しく解説しています。 ▶ 機能性ディスペプシアとは? 機能性ディスペプシアでよくみられる症状 症状の現れ方には個人差がありますが、次のような訴えがよくみられます¹。 食後の胃もたれ 少量でお腹がいっぱいになる みぞおちの痛み・不快感 胃のムカムカ感 吐き気(実際には吐かないことも多い) げっぷが増える これらの症状が数週間以上続く/繰り返す場合、機能性ディスペプシアが疑われます。 なぜ「検査で異常がない」のに症状が出るのか 機能性ディスペプシアでは、次のような要素が関与すると考
2025年8月1日


後悔しない内視鏡クリニックの選び方:医師の「腕」と「見逃さない検査」の重要性
はじめに:内視鏡クリニック選びの現状と大切な視点 近年、内視鏡クリニックは全国的に増加の一途をたどっており、患者様にとってどこを選べば良いか迷ってしまう状況が生まれています。多くのクリニックが「楽に検査が受けられる」ことを前面に掲げ、特に鎮静剤の使用による苦痛の軽減を強調し...
2025年7月30日


健診で「食道裂孔ヘルニア」と指摘されたら?胃カメラでわかること、放置のリスク、そして安心の治療法
I. はじめに:健診でよく聞く「食道裂孔ヘルニア」とは? 健康診断や人間ドックで胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)やバリウム検査(上部消化管造影検査)を受けた際、「食道裂孔ヘルニア」と診断されることは少なくありません。この言葉に聞き馴染みがなく、不安に感じられる方もいらっしゃ...
2025年7月28日
bottom of page