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お知らせ・院長ブログ


大腸カメラ検査の事前準備について:食事から腸管洗浄剤まで
なぜ「事前準備」があなたの命を守る鍵なのか 大腸カメラ(大腸内視鏡検査) は、大腸がんやポリープを早期に発見し、治療を行う上で最も確実な医療手段です。しかし、この検査の成功は、医師の技術や内視鏡機器の性能にのみ依存しているわけではありません。実は、検査を受ける方ご自身が行う「事前準備」、特に大腸をいかにきれいに洗浄できるか、という点にその成否が大きく左右されます。 準備の重要性:診断の精度は準備に依存する 大腸内視鏡検査 の目的は、大腸粘膜全体を詳細に観察し、微細な病変やポリープを見逃さないことです。もし腸管内に食物残渣や粘液が残っていた場合、医師はその残渣の下にある病変を視認することができません。特に、平坦で早期の病変や、悪性化のリスクが高い小型のポリープは、わずかな残渣の陰に隠れてしまうと発見が極めて困難になります。 準備が不十分だと、発見率が低下するだけでなく、検査時間が長引いたり、最悪の場合、正確な診断ができないために後日再検査が必要になったりするリスクも生じます。あなたの健康と時間を守るためにも、「完璧な準備」を目指すことが、質の高い医
2025年10月30日


「長引く咳」は要注意!2 週間以上続く咳の原因と、くりた内科・内視鏡クリニックで受けるべき専門的な診断・治療
専門医からの問いかけ:その「咳」、本当に放っておけますか? 長引く咳は、多くの人々にとって日常の大きな悩みの種です。咳が出ることで夜間に目が覚めてしまい睡眠不足に陥ったり、会話中や会議中に咳き込んで社会生活に支障をきたしたりと、患者様の生活の質(QOL)を著しく低下させます。多くの場合、咳は風邪の初期症状として認識されますが、一般的なウイルス性の気道感染症が原因であるならば、咳は通常、2週間以内に収束に向かいます。 しかし、もし咳が長期間にわたって続く場合、それは単なる「風邪の残り」ではなく、気道や消化器系などに潜む慢性疾患の重要なサインである可能性を強く示唆しています。長引く咳、すなわち慢性咳嗽の患者数は日本国内で約300万人と推定されており、決して稀な症状ではありません。この長引く症状の原因は多岐にわたり、複数の疾患が同時に関与していることも少なくないため、自己判断や市販薬での対処は難しく、専門的な診断と治療が必要となります。 受診の目安となる「2 週間」という期間 専門的な観点から言えば、咳が「2 週間以上続く」場合、原因は単純なウイルス感
2025年10月30日


その「発熱」はなぜ危険なのか?~くりた内科・内視鏡クリニックの診断基準
専門医が解説。「発熱」はなぜ起こる? 発熱は、私たち人間の体が持つ最も原始的で強力な防御反応の一つです。体温計の数字が上がるのを見ると不安になるのは当然ですが、発熱自体は病気ではなく、「体内で何らかの戦いが起きている」という生体からの重要なSOS 信号だと理解することが大切です。単なる風邪だと自己判断しがちですが、発熱の裏には、早期の診断と治療を要する重篤な病気が隠れていることが少なくありません。 医学的に発熱を定義する場合、体温が脳の視床下部で設定された「セットポイント」が上昇し、体温が正常な日内変動(通常、約0.6°Cから1.0°C程度の変動幅)を超えて高くなった状態を指します。一般的に臨床現場では37.5°C以上が発熱と見なされることが多いですが、特に感染症の評価において、米国集中治療学会などの国際的な診療ガイドラインでは、38.3°Cを超える体温が、感染源を徹底的に検索するための評価が必要な「高熱」の基準とされることがあります。 この臨床的定義と国際的な評価基準の違いは、専門医が発熱患者を診る際の重要な視点を示唆しています。患者様が37.
2025年10月29日


忙しいあなたへ:午前11時の大腸カメラ枠新設。仕事にすぐ戻れる「非鎮静・快速大腸カメラ」の科学
なぜ「今」、大腸カメラ検査を受けるべきなのか 日本における大腸がんの現状と、私たちを悩ませる時間的ジレンマ 現代日本において、大腸がんは極めて深刻な健康課題であり、その罹患率は年々増加傾向にあります。特に50歳を過ぎると、発症リスクが急激に高まることが疫学的に示されており、定期的な検査による早期発見・早期治療の重要性は計り知れません。しかしながら、多くの方が検査の必要性を認識しつつも、実際の受診に至るまでには大きな障壁が存在します。 その最大の障壁こそが「時間」です。内視鏡検査は通常、前処置を含めると丸一日あるいは半日以上の拘束時間を要します。さらに、検査の苦痛を軽減するために鎮静剤(麻酔)を使用した場合、その後の回復時間が必要となり、自動車や自転車の運転が禁止されるほか、集中力を要する業務への復帰が困難になるという実務的な制約が課されます。この時間的・実務的な制約こそが、多忙なビジネスパーソンや育児・介護に携わる方々が予防医療から遠ざかる主要因となってきました。 くりた内科・内視鏡クリニックでは、この「時間がないから検査に行けない」という現代社
2025年10月28日


鼻から打つ新しいインフルエンザワクチン「フルミスト」を導入しました!
くりた内科・内視鏡クリニック院長が解説 10代の未来を守る「フルミスト®︎」(経鼻インフルエンザワクチン)の科学と利点 10代のライフスタイルに合わせたインフルエンザ予防の新常識 インフルエンザは、単なる季節性の風邪とは異なり、高い感染力と重症化リスクを持つ疾患です。特に、学業や部活動、そして受験といった重要なライフイベントを迎える12歳から19歳の青少年期におけるインフルエンザ対策は、単に個人の健康を守るだけでなく、社会的な活動を維持するために極めて重要な意味を持ちます。 この世代のインフルエンザ対策において、従来型の注射による不活化ワクチンに加え、近年注目を集めているのが「フルミスト®︎」という新しい選択肢、すなわち経鼻生ワクチンです。くりた内科・内視鏡クリニックでは、最新の医学的エビデンスに基づき、患者様一人ひとりのライフスタイルと心理的特性に合わせた予防策を提供するため、この革新的な経鼻ワクチンの導入を進めています。 なぜ12歳から19歳のインフルエンザ対策は「特別」に重要か? 10代の生活環境は、他の年齢層と比較して感染リスクが格段に高
2025年10月27日
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