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お知らせ・院長ブログ


下痢とお腹の張りが同時に起こるとき考えられる原因と、受診を考える目安
はじめに 下痢に加えて「お腹が張る」「ガスがたまる感じがする」といった症状が同時に起こると、不安になりますよね。実際、下痢とお腹の張りは同じ原因で同時に起こることが多い症状です。 このページでは、 下痢とお腹の張りが一緒に起こる理由 よくある原因 様子を見てよいケース 医療機関を受診したほうがよい目安 を、患者さん向けに整理して解説します。 下痢とお腹の張りはなぜ同時に起こる? 下痢が起こっているとき、腸では次のような変化が起きています。 腸の動きが活発になっている 腸の中にガスや水分がたまりやすい 炎症や刺激で腸が敏感になっている このため、 下痢+お腹の張り(膨満感) という組み合わせは、決して珍しくありません。 よくある原因 下痢とお腹の張りを同時に引き起こす原因には、次のようなものがあります。 一時的な胃腸の不調 食べ過ぎ・飲み過ぎ 冷たいものの摂りすぎ 軽い感染性胃腸炎 短期間で自然に改善することが多いです。 食事や薬の影響 乳製品(乳糖) アルコール 一部の薬(抗菌薬、下剤など) 原因がはっきりしている場合は、調整で改善することがあり
2025年1月26日


大腸内視鏡検査の下剤について
大腸カメラ検査について調べている中で、このページにたどり着いた方も多いと思います。 大腸カメラ検査についての全体像や、「どんな人が、いつ検討する検査なのか」については、以下のページで整理しています。 ▶ 大腸カメラ検査ガイド(総合案内) 大腸内視鏡検査とは? 検査の目的と重要性 近年、大腸がん罹患者数(がんにかかる方の人数)は増加しており、胃がんや肺がんよりも多く、男女合計では日本で最も多いがんとなっています。大腸がん発生経路の主たるものとしてadenoma-carcinoma sequenceが提唱されており、前がん病変としての腺腫や早期大腸がんなどの初期病変で発見できれば完治する可能性が高くなります。つまり、ポリープの段階で切除しておけば大腸がんで命を落とす危険がなくなるわけです。そのためには大腸内視鏡検査(大腸カメラ)が重要となります。 大腸内視鏡検査を受けるべき理由 前述の前がん病変としての腺腫や早期大腸がんなどの初期病変では症状はまず出ることはほとんどありませんし、健診で行われる便潜血検査でも引っかかることはありません。大腸内視鏡検査を
2025年1月25日


逆流性食道炎が疑われる方へ:症状・原因・治療・検査の考え方を専門医が整理― 消化器内科・内視鏡専門医の視点から ―
逆流性食道炎はよくある症状ですが、放置してよい場合と、検査が必要な場合があります。 このページでは“受診の目安”を整理します。 「胸やけ=逆流性食道炎」と思い込んでいませんか? 「胸やけがする」 「喉がつかえる感じがある」 「ゲップや酸っぱい感じが続く」 こうした症状から、「逆流性食道炎でしょう」と自己判断される方は非常に多いのが現実です。 しかし実際の診療では、 逆流性食道炎 非びらん性胃食道逆流症(NERD) 機能性ディスペプシア 咽喉頭逆流症(LPR) などが症状だけでは区別できないケースが少なくありません[1,2]。 このページでは、逆流性食道炎を「正しく疑い」「正しく評価するための全体像」を整理します。 逆流性食道炎とは何か(定義) 逆流性食道炎(GERD)とは、 胃酸や胃内容物が食道へ逆流し、症状や粘膜障害を引き起こす状態を指します[1]。 大きく2つに分かれます びらん性逆流性食道炎(内視鏡で炎症が見える) 非びらん性胃食道逆流症(NERD)(炎症は見えないが症状あり) → この違いが、治療反応・検査判断・経過観察に直結します。 逆
2025年1月24日


機能性ディスペプシアとは?検査で異常がないのに続く胃の不調の正体と、受診・治療の考え方
機能性ディスペプシア(FD)はよくある症状ですが、放置してよい場合と、検査が必要な場合があります。 このページでは“受診の目安”を整理します。 「異常なし」と言われたのに、つらいあなたへ 「胃カメラでは異常なしと言われた」 「薬を飲んでも、胃もたれや胃痛がすっきりしない」 このような胃の不調が続く場合、機能性ディスペプシア(Functional Dyspepsia:FD)という状態が関係していることがあります¹,²。 機能性ディスペプシアは、検査で明らかな病気が見つからないにもかかわらず、胃の症状が慢性的に続く状態です。決して「気のせい」ではありません。 このページでは、 機能性ディスペプシアの定義 症状のタイプ 診断の考え方(重要) 治療・付き合い方 を、医学的根拠に基づいて整理します。 機能性ディスペプシアの定義【重要】 機能性ディスペプシアとは、胃もたれ・胃痛・早期満腹感・みぞおちの不快感などが慢性的に続き、検査で器質的疾患が否定された状態を指します¹,²。 ここで最も重要なのは次の点です。 機能性ディスペプシアは「除外診断」です つまり、
2025年1月23日


尿検査にひっかかる理由
尿検査とは?基本と目的 尿検査は、採尿をして「尿の成分」を調べる検査です。 尿検査で調べられる主な項目は、尿蛋白、尿糖、尿潜血、尿ウロビリノーゲン、尿白血球です。これらの項目から、腎臓病や膀胱・尿管・尿道の病気、糖尿病の疑いがないか調べることができます。その他、肝臓病や妊娠の可能性も尿から調べることが可能です。 健康診断で尿検査が重要な理由 尿検査は最も簡便な手法で疾患の早期発見が可能で、特に腎臓の病気においては症状が出る前の段階で発見できると深刻な状況になる前に治療ができるのでとても重要な検査となります。 尿検査にひっかかる原因とは? 尿検査の基準値は数値ではなく、正常では(-)なのが異常だと(+)と出ますのでとても分かりやすいです。 (1)尿蛋白 腎臓の糸球体というところで血液から濾過されて尿が作られますが、蛋白はからだに大切な成分のため正常であれば糸球体から蛋白が尿に漏れないようになっています。しかし、腎臓に病気が起きると蛋白が尿に漏れてしまいます。これが尿蛋白として引っかかるのです。腎臓に病気がなくても、高熱が出た時、ストレスや運動後、疲
2024年12月18日
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