下痢とお腹の張りが同時に起こるとき考えられる原因と、受診を考える目安
- 高田 平和医療
- 2025年1月26日
- 読了時間: 3分
更新日:17 時間前

はじめに
下痢に加えて「お腹が張る」「ガスがたまる感じがする」といった症状が同時に起こると、不安になりますよね。実際、下痢とお腹の張りは同じ原因で同時に起こることが多い症状です。
このページでは、
下痢とお腹の張りが一緒に起こる理由
よくある原因
様子を見てよいケース
医療機関を受診したほうがよい目安
を、患者さん向けに整理して解説します。
下痢とお腹の張りはなぜ同時に起こる?
下痢が起こっているとき、腸では次のような変化が起きています。
腸の動きが活発になっている
腸の中にガスや水分がたまりやすい
炎症や刺激で腸が敏感になっている
このため、
下痢+お腹の張り(膨満感)
という組み合わせは、決して珍しくありません。
よくある原因
下痢とお腹の張りを同時に引き起こす原因には、次のようなものがあります。
一時的な胃腸の不調
食べ過ぎ・飲み過ぎ
冷たいものの摂りすぎ
軽い感染性胃腸炎
短期間で自然に改善することが多いです。
食事や薬の影響
乳製品(乳糖)
アルコール
一部の薬(抗菌薬、下剤など)
原因がはっきりしている場合は、調整で改善することがあります。
腸の機能的な問題
過敏性腸症候群(IBS)
ストレスや生活リズムの乱れ
下痢とお腹の張りを繰り返すのが特徴です。
様子見でよい可能性が高いケース
次のような場合は、緊急性は低いことが多いです。
下痢が1〜2日で改善する
お腹の張りも同時に軽くなる
発熱や強い腹痛がない
この場合は、水分補給と食事調整で様子を見ることがあります。
受診を考えるべきサイン
一方、次のような場合は医療機関での評価をおすすめします。
下痢やお腹の張りが数日以上続く
症状を繰り返す
夜間に症状で目が覚める
体重減少や全身のだるさがある
これらは、腸の病気が隠れている可能性があります。
注意:血が混じる場合について
下痢に血が混じる場合は、単なる下痢ではなく「血便」として考える必要があります。
その場合の詳しい考え方や受診の目安は、以下のページで整理しています。
下痢全体の考え方を知りたい方へ
下痢には、起こり方や続き方によって考え方が異なります。全体像や受診・検査の目安については、こちらで解説しています。
まとめ
下痢とお腹の張りは、同時に起こることの多い症状です。
短期間で改善 → 様子見
続く・繰り返す → 受診を検討
迷った場合は、早めに医療機関へご相談ください。
