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お知らせ・院長ブログ

左下腹部痛とは?原因・危険なサイン・受診の目安を専門医が整理

  • 1月10日
  • 読了時間: 4分

更新日:1月28日


【ご予約・お問い合わせ】

◎ お電話でのご予約 075-334-6007






左下腹部痛はよくある症状ですが、放置してよい場合と、検査が必要な場合があります。

このページでは“受診の目安”を整理します。



左下腹部痛は「よくある」からこそ、見極めが重要

左下腹部の痛みは、便秘やガスなどの一時的な不調でも起こります。

一方で、炎症・出血・感染・婦人科・泌尿器の病気が隠れていることも少なくありません。

大切なのは病名を当てることではなく、


  • 今すぐ受診すべきか

  • 数日以内に受診すべきか

  • 経過観察でよいか


を正しく判断することです。

このページでは、左下腹部痛の原因を「緊急度」と「領域」で整理し、受診の目安と検査の考え方をまとめます。



左下腹部痛の「受診の目安」3段階

迷ったら、以下のどれに当てはまるかで判断してください。


①今すぐ受診(救急含む)

  • 突然の激しい痛み(冷や汗・顔面蒼白・動けない)

  • 血便(鮮血/暗赤色)や黒色便がある

  • 38℃以上の発熱が続く、強い寒気

  • 強い吐き気・嘔吐、水分が取れない

  • お腹が強く張り、排便・排ガスが止まっている

  • 意識がぼんやりする、息苦しさ、脈が速い

  • 妊娠の可能性がある方で、急な下腹部痛+不正出血


②数日以内に受診を検討

  • 痛みが数日以上続く/繰り返す

  • 痛みが徐々に強くなる

  • 便秘・下痢が改善しない、便の性状が変わった

  • 粘液便・粘血便が出る

  • 排尿時の痛み・頻尿・残尿感

  • 体重減少、貧血を指摘された


③経過観察になりやすいケース(※例外あり)

  • 軽い痛みで、数時間〜1日で改善傾向

  • 発熱や血便がなく、食事・水分が取れる

  • 排便後に軽くなる、生活習慣で波がある


※③でも繰り返す・悪化する場合は②へ

※「我慢できる痛み=安全」ではありません。



左下腹部痛で考える原因:どこが痛むかで「領域」を分ける

左下腹部には、大腸(S状結腸・下行結腸)/小腸/尿管・膀胱/卵巣・子宮などがあり、原因は多岐にわたります。


消化器(腸)が関係することが多い

  • 便秘・ガス:張る感じ、鈍い痛み、排便後に軽くなる

  • 大腸の炎症・感染:腹痛+発熱・下痢

  • 突然の腹痛+下痢+血便:緊急評価が必要なことあり

  • 便通異常・血便・貧血・体重減少:検査での確認が重要


便通異常や血便がある場合はこちらをご覧ください。


泌尿器(尿管・膀胱)が原因のことも

  • 尿路結石:突然の強い痛み、波がある痛み、血尿

  • 膀胱炎など:下腹部痛+排尿時痛・頻尿・発熱


女性に多い婦人科の原因(重要)

  • 卵巣嚢腫・子宮内膜症:鈍い痛み、月経との関連

  • 卵巣茎捻転・異所性妊娠:突然の激痛は緊急対応が必要


男性で鑑別に入るもの

  • 前立腺炎などで、下腹部痛と排尿症状を伴うことがあります。



「慢性的な鈍痛が続く」タイプの方へ

左下腹部の痛みが


  • 数日〜数週間続く

  • 鈍い痛みが中心

  • 生活にじわじわ影響している


このタイプは原因の幅がさらに広くなります。

左下腹部の鈍痛が続く場合はこちらをご覧ください。



受診前に整理すると診断が早くなる「5つのポイント」

  1. いつから?(急に/徐々に/繰り返す)

  2. 痛みの質(刺す・締め付け・鈍い・波がある)

  3. 便通の変化(便秘/下痢/血便/粘液便)

  4. 発熱・吐き気・体重減少の有無

  5. 排尿症状や月経との関連(女性)



医療機関では何を調べる?

症状に応じて、以下を組み合わせます。


  • 問診・診察

  • 血液検査/尿検査/便検査

  • 腹部エコー

  • CT検査

  • 大腸内視鏡検査(大腸カメラ)


※どの検査が必要かは症状と診察所見で決まります。



ご自身でできる対処と「限界線」

※軽い痛みで受診まで時間がある場合に限ります。


  • 安静(悪化する動作は避ける)

  • 水分補給

  • 消化のよい食事

  • 痛み止めを使う場合でも、続く・悪化するなら受診


限界線

  • 痛みが続く/強くなる

  • 発熱・血便・嘔吐がある

→ セルフケアで引っ張らず受診を。



くりた内科・内視鏡クリニックでの対応

左下腹部痛は、消化器・泌尿器・婦人科の可能性を整理し、必要な検査を選択します。

消化器が疑われる場合は、状況に応じて大腸内視鏡検査を検討します。



左下腹部痛は「緊急度→原因の地図→検査」が最短ルート

  • 危険なサインがあればすぐ受診

  • 続く・繰り返す痛みは数日以内に評価

  • 慢性的な鈍痛タイプは子記事で詳しく整理



症状別に詳しく知りたい方へ

 
 

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◎ お電話でのご予約 075-334-6007

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