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お知らせ・院長ブログ


空腹感はあるのに食べられないのはなぜ?専門医が解説する「お腹が空くのに食欲がない」原因と放置してはいけない危険なサイン
はじめに:その症状、あなただけではありません 「お腹は空いているのに、目の前の食事に手が伸びない」「食べたいという気持ちが全く湧かない」。このように、空腹感はあっても食欲がないという、一見すると矛盾しているように見える感覚に戸惑った経験はございませんか? 多くの人がこの症状を漠然としたものとして疲れているだけ、ストレスのせいだと考えがちであるため、不調の根本原因を見過ごすことが多いです。しかし、これは病的なサインである可能性も秘めており、早期の診断が重要になります。本記事では、この症状がなぜ起こるのか、そのメカニズムから、見過ごしてはいけない危険なサインまで、専門医の視点から分かりやすく解説します。 空腹感と食欲不振、なぜ両立するのか?脳と体のメカニズムを専門医が解説 空腹感と食欲は全く別物であるという事実 一般的に「空腹=食べたい」という認識が広く浸透していますが、医学的に見ると「空腹感」と「食欲」は、脳の異なるメカニズムによって制御されています。この二つの機能が分離することで、「お腹は空くのに食欲がない」という状態が引き起こされるのです。..
2025年10月12日


「粘液便」は体のサインです― 見過ごせない便の変化と、その意味 ―
粘液便は「体からのメッセージ」です 便に粘り気のあるものが付着しているのを見て、不安を感じる方は少なくありません。 ただし、粘液便=すぐに病気というわけではありません。 重要なのは、 「どの粘液便が様子見でよく、どの粘液便が検査を要するのか」 を正しく見極めることです。 この記事では、 粘液便の正体 色・性状から読み取れるサイン 考えられる病気の全体像 受診・検査が必要な判断ポイント を整理し、迷わず次の行動を選べるように解説します。 「粘液便」とは?|正常と異常の境界線 便に含まれる少量の粘液は、腸の粘膜から分泌される生理的な潤滑物質であり、健康な方にも見られます。 問題となるのは、次のような場合です。 肉眼で明らかにわかる量の粘液が出る 数日〜繰り返し続く 血液・膿を伴う これらは腸内で何らかの異常が起きているサインであり、放置すべきではありません。 色と性状から読み解く粘液便の意味 透明・白色の粘液便 一時的なストレス、消化不良、軽度の炎症で起こることがあります。 ただし、繰り返す場合は過敏性腸症候群(IBS)などの可能性もあります。 ▶.
2025年10月11日


座るとお腹が痛い女性の悩み:消化器内科の視点から紐解く複合的な原因と解決策
女性に多い「座るとお腹が痛い」の正体 多くの女性が経験する「座るとお腹が痛くなる」という悩みは、一見すると些細なことのように感じられ、見過ごされがちです。特に、月経周期に伴う不調と関連付けられることが多く、「生理前だから仕方ない」「女性だからよくあること」と自己判断し、痛みに耐えている方も少なくありません。しかし、この症状は単なる体調不良ではなく、体のどこかに何らかの不調が隠れていることを示す重要なサインです。この痛みは、体が発するメッセージとして真摯に受け止めるべきであり、決して放置してよいものではありません。 本稿では、この「座るとお腹が痛い」という症状が、単一の原因ではなく、複数の要因が複雑に絡み合って引き起こされる可能性があることを解説します。その原因は、消化器系、婦人科系、さらには姿勢や筋肉の問題まで多岐にわたります。腹痛という一つの症状であっても、その背景にある病態は様々であり、正しい診断に辿り着くためには多角的な視点からアプローチすることが不可欠です。また、詳細な検査を行っても、腹痛の原因が特定できないケースが約40%に上るというデ
2025年10月10日


「お腹を刺すような痛み」の正体:見過ごしてはいけない体からのSOS
その「刺すようなお腹の痛み」、もしかして体からのSOSではありませんか? 突然、お腹に「刺すような」「きりきりとした」鋭い痛みが走ると、思わず身動きが取れなくなるほどの不安に襲われることがあります。日常のちょっとした不調であれば、様子を見ようと考える方も多いかもしれません。しかし、その「刺すような痛み」は、単なる胃腸の不調ではなく、身体が発している重要なサインである可能性を秘めています。このブログでは、その痛みの正体と、見過ごしてはならない危険な兆候について、専門的な視点から解説します。 お腹の痛みには様々な種類がありますが、「刺すような痛み」という表現には、医学的にも非常に重要な意味があります。これは、単なる漠然とした不快感とは異なり、特定の病態を示唆することが多いのです。この特徴的な痛みのメカニズムを理解することで、ご自身の身体で何が起こっているのかをより正確に把握し、適切な行動をとるための第一歩となります。この解説を通じて、皆様がご自身の健康と向き合うきっかけとなれば幸いです。 痛みの種類を理解する:内臓痛と体性痛の二つの正体...
2025年10月9日


胃薬を飲み続けるのは本当に大丈夫? 専門医が解説する長期服用のメリットとデメリット
胃薬を飲み続ける、その漠然とした不安の正体:専門医からのメッセージ イントロダクション:患者様が抱える不安に寄り添う 「胃もたれや胸やけが続いて、もう何年も胃薬を飲み続けている。」 「市販薬で一時的に良くなるけれど、またすぐに症状がぶり返す。」 こうした経験をお持ちの患者様は少なくありません。胃薬は、私たちの日常的な胃の不調を和らげ、快適な生活を送るために欠かせない存在です。しかし、同時に「このまま飲み続けても、本当に大丈夫なのだろうか?」という漠然とした不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。 この不安は、決して根拠のないものではありません。近年、胃薬の長期服用とさまざまな健康リスクとの関連性について、数多くの研究報告がなされています。しかし、これらの情報の中には、過度な不安を煽るような内容も散見され、どの情報を信じて良いのか分からず、かえって混乱を招くケースも見受けられます。 このブログ記事では、患者様が抱えるそうした正当な懸念に対し、消化器内科の専門医として、科学的根拠(エビデンス)に基づいた正確でバランスの取れた情報を提供することを
2025年10月8日
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