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血便の色でわかる病気と部位|鮮血便から粘血便まで専門医が解説

  • 執筆者の写真: くりた内科・内視鏡クリニック
    くりた内科・内視鏡クリニック
  • 19 時間前
  • 読了時間: 4分


血便が出たとき、色(鮮血・暗赤色・粘血便・黒色便)から出血部位や原因の目安がわかります。受診の目安と、大腸カメラで何がわかるかを整理して解説します。


血便とは?まず押さえたい基本

血便は「便に血が混じる」「便の表面に血が付く」「粘液と血が混じる」「黒っぽい便が出る」など、見え方がさまざまです。

大切なのは、“色・量・続くかどうか・他の症状(腹痛や下痢など)”をセットで見ることです。



【早見表】血便の色で推定できる出血部位


  • 鮮血便(真っ赤):肛門〜直腸(痔、直腸炎、直腸ポリープなど)

  • 暗赤色便(赤黒い):大腸の奥(憩室出血、炎症、ポリープなど)

  • 粘血便(粘液+血):大腸粘膜の炎症(炎症性腸疾患など)

  • 黒色便(タール便):胃・十二指腸など上部消化管(潰瘍など)



鮮血便(赤い血)が出るとき

トイレットペーパーや便器に鮮やかな赤い血が付く場合、出血部位は肛門に近いところの可能性が高いです。

排便時の痛みが強い場合は痔が原因のこともありますが、痛みがない鮮血便では別の原因(直腸の炎症やポリープなど)も考えます。



暗赤色便(赤黒い血)が混じるとき

赤黒い血が便に混じる場合は、肛門から遠い部位(大腸の奥側)からの出血も鑑別に入ります。

繰り返す/量が増える場合は、自己判断せずに早めに相談してください。



粘血便(粘液と血が混じる)とき

便にヌルヌルした粘液が混ざり、さらに血が混じる「粘血便」は、大腸粘膜の炎症を反映することがあります。

下痢や腹痛を伴う、症状が続く、という場合は鑑別が重要です。


粘血便・血便が続くときの鑑別(炎症性腸疾患など)は、以下の記事で整理しています。



黒色便(タール便)のとき

真っ黒でドロッとした便(タール便)は、胃や十二指腸など上部消化管からの出血が疑われます。

貧血症状(ふらつき、動悸)を伴う場合もあり、早めの受診が望ましいケースがあります。



血便が出たときの受診目安(チェックリスト)


  • 血便が繰り返し出る

  • 痛みのない血便

  • 便が細くなった/便通が急に変わった

  • 下痢・腹痛を伴う/夜間も症状がある

  • 体重減少、貧血を指摘された

  • 40歳以降で、これまでと明らかに便通が変わった


「1回だけだから大丈夫」と決めつけず、続くかどうか・他の症状の有無で判断します。迷う場合は相談してください。



便潜血陽性と血便は同じ?(混同しやすいポイント)

健診などで「便潜血陽性」と言われても、目に見える血便があるとは限りません。

便潜血は「目に見えない微量の出血」を拾う検査で、原因は人によって異なります。


便潜血陽性と言われたときの考え方(精密検査の目安など)は、こちらにまとめています。



血便と大腸カメラの役割(何がわかる?)

血便の原因確認では、必要に応じて大腸カメラで出血部位・炎症・ポリープなどを直接確認します。

「何もなかった」と分かることも含めて、今後の方針を決める重要な情報になります。


大腸カメラの準備が不安な方は、事前準備(食事・下剤など)をこちらで確認できます。



当院でのご相談

血便は、原因が軽いものから検査で確認した方がよいものまで幅があります。

不安を抱えたまま悩むより、状況を整理して必要な検査や対応を一緒に考える方が、結果的に遠回りになりません。


大腸カメラ検査について(当院ページ)はこちら:



まとめ

  • 血便は色(鮮血・暗赤色・粘血便・黒色便)で考え方が変わる

  • 繰り返す血便、痛みのない血便、粘血便は早めの相談が安心

  • 必要に応じて検査で原因を確認し、今後の方針を整理する


血便の原因・タイプ・受診の目安を全体像で整理した解説は、以下のまとめページをご覧ください。


 
 

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◎ お電話でのご予約 075-334-6007

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