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お知らせ・院長ブログ

年に一度の人間ドックにプラスしたい内視鏡検査、そのメリットとは?

  • 高田 平和医療
  • 3月7日
  • 読了時間: 4分

はじめに

人間ドックは、健康状態を総合的にチェックする大切な機会です。しかし、一般的な人間ドックでは消化管の詳しい検査が含まれていないことが多く、胃や大腸の病気を見逃してしまう可能性があります。特に、胃がんや大腸がんは早期には自覚症状がほとんどないため、発見が遅れるリスクがあります。 そこで、人間ドックに内視鏡検査を追加することで、より精度の高い健康チェックが可能になります。

本記事では、内視鏡検査を人間ドックに追加するメリットや、当院で受けられる高精度な内視鏡検査について詳しくご紹介します。

 

一般的な人間ドックの限界

人間ドックでは、血液検査やX線検査、超音波検査などを用いて全身の健康状態を確認します。しかし、胃や大腸の病気を早期に発見するには、これらの検査だけでは不十分な場合があります。

例えば、胃の検査としてバリウム検査が行われることが多いですが、バリウム検査では微細な病変の発見が難しく、異常が疑われた場合には結局内視鏡検査が必要になることが多いのです。 また、大腸の健康チェックには便潜血検査がよく利用されますが、この検査で異常がなくても、ポリープや初期のがんが見逃されることがあります。

内視鏡検査をプラスするメリット

1. 早期発見で治療の負担を軽減

内視鏡検査は、胃や大腸の粘膜を直接観察できるため、小さなポリープやがんを早期に発見できます。胃がんや大腸がんは、早期に発見すれば負担の少ない治療で完治が可能な病気です。 逆に、発見が遅れると手術や化学療法が必要になり、治療の負担が大きくなってしまいます。


2. ポリープの発見とその場での切除

大腸ポリープの中には、放置するとがんに進行するものがあります。当院では、内視鏡検査中にポリープが見つかった場合、その場で切除することが可能です。 これにより、がんになるリスクを未然に防ぐことができます。


3. 一度の検査で確実な診断が可能

バリウム検査や便潜血検査では、異常が疑われた場合に追加の検査が必要になります。しかし、内視鏡検査では、異常があればその場で生検(組織採取)を行い、確定診断が可能です。 これにより、短期間で正確な診断と治療方針の決定ができます。


4. 鎮静剤を使用し、快適に検査を受けられる

「内視鏡検査はつらそう」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、当院では鎮静剤を使用することで、痛みや不快感を最小限に抑えた検査が可能です。 眠っている間に検査が終わるため、苦痛を感じることなく受けることができます。

当院の内視鏡検査の特長

1. 内視鏡専門医による高精度な検査

当院では、経験豊富な内視鏡専門医が検査を担当し、より精密な診断を提供しています。胃や大腸の病変を見逃さないために、最新の内視鏡機器を使用し、細かな異常も見逃さずに診断します。


2. 鎮静剤を用いた苦痛の少ない検査

内視鏡検査に対する不安を軽減するため、鎮静剤(静脈麻酔)を使用した検査を実施しています。これにより、患者様はリラックスした状態で検査を受けることができ、負担が大幅に軽減されます。


3. ポリープ切除が可能

検査中にポリープが見つかった場合、その場で切除が可能です。これにより、追加の治療や再検査の必要がなく、短期間で確実に健康リスクを減らすことができます。


4. 最新の内視鏡機器を導入

当院では、高解像度の内視鏡機器を使用し、微細な病変も見逃さない精密な診断が可能です。 また、経鼻内視鏡(鼻から入れる胃カメラ)を選択することで、より楽に検査を受けることもできます。

まとめ

年に一度の人間ドックは、健康状態を総合的に把握する貴重な機会ですが、内視鏡検査を追加することで、より確実に胃や大腸の病気を早期発見することができます。

特に、胃がんや大腸がんは早期発見で治療の負担を大幅に軽減できる病気です。 また、当院では鎮静剤を使用し、苦痛の少ない内視鏡検査を提供しているため、安心して受けることができます。

人間ドックを受ける際には、ぜひ内視鏡検査を追加し、ご自身の健康を守る一歩を踏み出してください。当院では、経験豊富な専門医と最新の医療設備で、皆様の健康管理を全力でサポートいたします。


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